Pasque flower

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何分だっただろう。
ずっとAの寝顔を見ていた。





するとゆっくりと目が開いたAと目が合った。



「 んんー 、 .. おにぃ ？ 」




掠れ声のAが妙に可愛いと思った。



『 おはよ 、 A 』




「 ふふ 、 おはよぉ 」





寝ぼけてるのか寝起きだからかふにゃふにゃの顔で微笑んでくるAが愛おしかった。





あぁ 、俺Aのこと好きなんだ。




Aはこんな気持ちだったんだ 、俺の事待っててくれたんだ。




そう思うと 、悲しくなって



『 A 、 好き 』




「 へっ？ 何言って... 」





『 ... ごめん 、こんな俺で ...、、 』





「 おにぃ 、？ 」






『 妹好きになるとか気持ちわりぃよな 、ごめん、忘れて ...？ 』







「 そんなの、」




『 ん？ 』





「そんなの無理に決まってんじゃん！ 」



「 なに、自分の気持ち言って私の気持ちは無視？そんなの、、酷いよ！！」




『 A ...、 』




ぎゅっとちっこい体には似合わないほど強く抱きしめられる





「 わたしもおにぃのことが ... 、 んーん 瑞稀のことが好き。大好き 」





『 っ、 ... 呼び捨ては狭いだろ、 / 』





「 瑞稀のばーか、ばかばかばか！！ どんだけ我慢したと思ってんの！」





『 ごめんって、 これからはずーっと一緒にいよな？』





「 当たり前でしょ！絶対離さないんだから」






『 俺のセリフ。離してやんねーよ 』







ちゅっと軽くキスだけで顔を赤くするAの唇にまた口付けを落とせば 愛してるなんて言うからもう今日は学校なんて忘れて2人で今までの寂しさを埋めよう _____

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