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こうして私達は部屋を出た

立花「あ、Aさん」

立花さんからお話!?

なんかまずかったかな…

貴「はい?」

立花「なるべく連絡取り合いたいから連絡先教えてもらっても良い?」

貴「…へ?」

連絡先?あの立花さんに連絡先を教えるのか?

立花「そんなやましいこととか考えてないからね!?」

貴「え?あ、あぁ!わかってます!大丈夫です!」

日野「慎ちゃん抜け駆け〜?僕も交換して良い?」

貴「もちろんです!」

こうして私は二人と連絡先を交換した

立花「じゃあまた。」

日野「またね」

貴「今日はありがとうございました!また!」

今日はすっごく疲れた…気がする

こういうときは踊るか

私は家に帰り、曲を流す

私は基本的にボーカロイドの曲を踊る

今踊ろうとしているのは“恋愛裁判”

三人で踊る方が格好いいけど踊る人が今はいないからね!



立花side

今日の打ち合わせでびっくりした

まさかあんな若くて可愛い女の子が踊りを考えてくれるなんて

正直な所不安だった

でも細かくメモをとって、自分の意見ははっきり言っていて

不安だった自分が馬鹿だったみたいに彼女の仕事に対する熱意は凄かった

打ち合わせが終わった後も思わず連絡先を聞いてしまったし…

彼女と別れると日野くんが

日野「気になるの?」

と言ってきた

立花「いや…ない」

日野「ふ〜ん?ならいいけど?」

そう、好きだなんてそんなことあるはずがない

今日出会った人に恋するなんて頭がどうかしてるやつだろ

そう考えながら歩いていると電柱に頭をぶつけてしまった

立花「いってぇ…」

思わず頭を抱えて座り込んでしまう

日野「大丈夫?笑」

なんか今日の俺おかしいな

日野くんはこの状況を見るのに楽しんでいるけど

立花「あぁ〜ダメだ。はやく仕事行こう」

日野「そうだね笑」

俺らは次の仕事場へと再び向い始めた

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作者名:そうげつ*蒼月 | 作成日時:2018年1月9日 3時

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