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迎えた1月13日
私は白のニットワンピースに黒の短パンに
茶色のニーハイブーツ、私の勝負服で行くことにした
髪は先の方を緩く巻いただけ
化粧はいきなりガチでやってケバいと思われないように、うっすらファンデーションをして気になるところだけコンシーラーで消し、口はリップクリームだけという薄化粧にした
貴「声優さんは始めてだから緊張するな」
しかも一人はカノ役の人…立花慎之介さんだし!
日野聡さんも私が知らなかっただけで
神威だし!
何より今までのELEKITERROUNDΦさんの曲も聞いてみたけど凄かった
私の趣味にドストライクの曲調が多い
個人的にすっごく好き
MARIAのPVとか格好良かった
あんな格好いいPVと同じように格好いいPVのダンスを考えられるか、
そう思うと荷が重すぎる
貴「…って時間!」
開始30分前につけるかな…
そう思いながら急いでコートを羽織り、荷物をもって家を飛び出す
予定の電車に乗れ、一安心する
そして今は打ち合わせ場所になっていた事務所の前にいる
覚悟を決め、入る
するとプロデューサーさんと思わしき人が私に話しかけてきた
プ「あ、Aさんだよね?俺は今回のプロデューサーね」
貴「AAです。この度はお声を掛けていただき有難うございます。よろしくお願いします」
プ「まぁ、そんなかたくならないで(笑)まだ二人は来てないんだけど…
先に打ち合わせする部屋に行こうか」
貴「そうですね」
私達は打ち合わせをする部屋へと入った
5分後ぐらいにガチャッというドアの開く音とともに二人の男性が入ってきたのですかさず腰かけていた椅子から立ち上がる
立花「失礼します」
日野「失礼します」
プ「おぉ、二人とも来たね。聞いてると思うけどコチラ今回PVのダンスの振り付けをしてくださる方ね」
貴「AAです。よろしくお願いします」
本物だ…
本物のカノと神威だぁぁぁっ!(役)
といううるさい心の声を無視し、二人の反応を待つ
立花「立花慎之介です」
日野「日野聡です」
プ「自己紹介も終わった事だし本題に入ろうか。とりあえず三人とも腰掛けて」
その言葉に三人とも椅子に座る
プ「とりあえず立花くん日野くんはどんなダンスを希望してる?」
まってこれメモとらなきゃいけないやつ!?
でも人が話しているときに何か書いてちゃ失礼だよね!?
プ「Aさん、良かったらメモとかとっても大丈夫だからね」
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作者名:そうげつ*蒼月 | 作成日時:2018年1月9日 3時