今日:3 hit、昨日:70 hit、合計:27,209 hit
小｜中｜大
25 ページ25
.
"今日、体育館来る？"
液晶に浮かび上がる文字も、長瀬くんが私のために綴ってくれたものだと考えたら
愛おしく思えてきて、ギュッとスマホを握り締める
環「1週間前まではまだ長瀬くんを見てるだけのAだったの、信じられなくない？」
「...そっか、そうだ、」
環「面識ある2人が体育館に集まるのは、今日が初めてってことだね」
1週間前までは手に届かない存在で
見てるだけで精一杯で、見てるだけで満足だったのに
今の私は、気軽に私に話しかけてくれる長瀬くんを知っていて
微笑みかけてくれる長瀬くんだって知ってる
こんなの、胸がキューってなって
もっと話したくて、微笑みかけてほしくて、
好きになって欲しい、って
思っちゃうんだ
長瀬「...っ！」
「っ...........！」
満面の笑みで私に手を振る長瀬くんを見て、今日も君を好きだと思った
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：na | 作成日時：2022年5月21日 18時
