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長瀬「月曜ぶり！」
「............」
これは現実なのだろうか？今度こそ本当に私の都合のよすぎる夢なのではないのか？
私の隣には、隅に置かれてたもう1つの椅子をこっちに持ってきて座っている長瀬くんがいる
私は今、長瀬くんと並んで椅子に座っている
............パニックなんだってば
長瀬「あれ？おーい佐々木さん？笑」
「.........」
長瀬「えぇ？笑、ねぇ〜佐々木ちゃんってば〜！」
「...っちゃ、！ちゃん...」
長瀬「ん？笑」
「な、なんでしょうか！」
長瀬「あっ、やっと答えてくれた笑」
佐々木さんっておもろすぎ笑、って目の前でケラケラ笑う長瀬くん
私のことで笑ってくれてるんですけど.........なんてこったパンナコッタ
長瀬「俺、月曜日に佐々木さん見てからなんかずっと引っかかってたんだよね」
「えっ」
長瀬「なんかどっかで見たことあるんだよなあって」
「は、はぁ」
長瀬「ずっと考えてたら、今日やっと思い出したんだよね」
ずっと考えてた？私のことを？
いや、多少の語弊はあるかも知れないが言っちゃえばそういうことだよね？
私もしかして寿命か？
長瀬「佐々木さんって月曜日の放課後体育館来てるでしょ！」
「はえぇっ！！？」
.........嘘だろ、なんでバレてんの？
てか待って、前から長瀬くんはじゃあ私のこと見てた？
いや違うそういうことじゃなくて、長瀬くんの脳内に私が1秒だけでも居たことがあるってことだよね？
ん？私何言ってんだ、まあでもそういうことだよね？
ちょっと自分でも何言ってるのかよく分からないけど、今自分の顔が爆発しそうなくらい赤くなってるのだけは分かる
「いや〜〜〜勘違いじゃないでしょうか」
長瀬「いや違うね。だって一緒にメガネちゃんもいるじゃん」
「ギクっ」
ギクっ、じゃないよ私、何口で言ってんのよ
長瀬「ギクっ、て笑」
「あ、いや、えと、その」
長瀬「もしかして、あの中の誰かのこと気になってるとか？なんか佐々木さん、目ハートになってる気がしたから。あ、俺の勘違いかもだけど笑」
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作者名：na | 作成日時：2022年5月21日 18時
