検索窓
今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:263,253 hit

〜103〜 ページ5

.





学校から帰って来て、紫耀くんと会うのはすごく

気まずかったけど、このままだとなんとなく話せ

なくなりそうな気がして私は紫耀くんの部屋に向かった。









『あのさっ、昨日はごめんね。

後これ昨日渡そうと思ってたけど、渡せなかった

お土産。良かったら食べて…?』









紫「…ありがとう。」







そう言うと、昨日の出来事が嘘のように

紫耀くんは優しく笑ってくれた。







『良かったー!』







紫「え…?」







『いや、昨日紫耀くんのこと怒らせちゃったから

部屋入るの、すごく緊張したから笑ってくれて安心したよ。』







紫「別に怒ってへんし…」







『ならいいんだけど…。』







紫「なあ、このクマさ、

お前に似てるな。」







私があげたクッキーを早速頬張る紫耀くん。






『え、本当に!?

嬉しい!!』







紫「なんかこの平和でのんきな顔がお前にそっくりやわ。」







『なにそれ!

それ褒めてるっていうよりバカにしてるじゃん!


てかね、このクマはクマじゃなくて

ちゃんと名前があるんだから!』







紫「へー、このクマにも名前あるんや。」







『まさか知らなかったの!?』







紫「だって、行った事ないねんもん。」







『嘘でしょ!?

東京に住んでるのに!?』







紫「友達に誘われたことはあるねんけど

なんか俺のキャラちゃうなって

思って行かへんかってん。」







『じゃあさ、今度一緒に行かない…?』




紫耀くんと普通に話せたことが嬉しくてつい調子に

乗ってそんな事を口走ってしまったけど、ふと我に返って





『あ!ごめん、なんでもない…』




慌ててそう言う私を真っ直ぐに見つめて




「行こう。」



紫耀くんはそう言ってくれた。








『え…?』







紫「やから一緒に行こうや、その、夢の国」







『いいの?

女の子と2人でディズニーなんか行って。』






恐る恐る聞く私に


「うん、楽しみにしてるな。」


紫耀くんは頭を優しく撫でてくれた。

〜104〜→←〜102〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (332 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1626人がお気に入り
設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉 , 高橋海人
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

待ってます。 - 更新してくださりませぬかぁぁぁ。 (2020年7月28日 1時) (レス) id: e275d21f2e (このIDを非表示/違反報告)
#Love(プロフ) - 続きが読みたいです!更新楽しみに待ってます (2020年4月19日 11時) (レス) id: 6a06178345 (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみに待ってます! (2019年9月18日 19時) (レス) id: 745b19dd2a (このIDを非表示/違反報告)
キンプリらぶち - 続き待ってます!更新頑張ってください! (2019年2月28日 23時) (レス) id: 0a0d5b315d (このIDを非表示/違反報告)
nana ARASHI(プロフ) - このお話の続きすっごい気になります!!更新頑張ってください!! (2018年1月10日 20時) (レス) id: fc35bbfef4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆめ | 作成日時:2017年6月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。