〜80〜 ページ32
私と海ちゃんよりも少し遅くに家に帰って来た
廉くんが気になって廉くんの部屋に行こうか
何度も迷ったけど、深入りしないでといった
廉くんにまだ自分の気持ちをちゃんと伝えてない
こともあって、どうしようか迷ってると
〜コンコン〜
『はーい』
廉「Aちゃんちょっとええ…？」
廉くんの方から私の部屋に来てくれた。
『廉くんどうしたの…？』
廉「いや、今日のこと謝ろうと思って。
俺が誘ったくせにあんなことになってしまってごめんな…。」
『全然いいよ。
私の事は気にしないで。』
廉「ありがとな。」
そう言った廉くんの顔がなんだか
すごく悲しそうな顔をしてて
『廉くん、大丈夫…？』
廉くんの顔を覗きこむと
『え…、廉くん…？』
廉くんは私の事をぎゅっと抱き締めた。
廉「いきなりごめん…。
今は何も聞かんといて…。」
初めて見る廉くんの弱弱しい姿に
『うん…。』
私はただ受け入れる事しか出来なかった。
しばらく私を抱きしめた後、私の身体をゆっくりと離して
廉「ごめんな…。」
それだけ言うと、廉くんは部屋を出て行った。
突然のことにビックリしすぎて、私はただ
座り込んで呆然としていて、今日の昼間
あのカフェで会った綺麗な女の人を見る廉くんの
切ない顔を思い出して、ぼーっとしてた。
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葵(プロフ) - パスワード付きの話を読みたいです。教えて頂けますか？ (2017年7月30日 16時) (
レス) id: 83c0a9f426 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 更新楽しみにしています！とても面白く、読むのが楽しみです！！ (2017年6月20日 22時) (レス) id: 037b178ac3 (このIDを非表示/違反報告)
にーの(プロフ) - ニノ担だけど、最近紫耀にハマってます！めちゃくちゃ更新楽しみにしてます！ (2017年6月5日 22時) (レス) id: bf3ab7d420 (このIDを非表示/違反報告)
ぴらのん(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2017年6月5日 18時) (レス) id: 2fcbeb3858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ
| 作成日時：2017年6月4日 10時
