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紫「なんか飲みたくて冷蔵庫行こうとしてたんやろ？
水でええか？」
『うん。』
紫「待っとき、今とってくるから」
そう言って私の部屋を出て行ったけど
中々戻って来なくて、自分で取りにいこう。
そう思って起き上がろうとした時
「待たせたな」
紫耀くんの手には水だけじゃなくお鍋も一緒に持ってた。
『それ、どうしたの？』
熱そうな鍋をじっと見る私に
紫「おかゆやで。
あんまり料理は得意じゃないねんけど
海人と廉が風邪引いた時にこれくらいは
作れんとって思ってな。
見た目はよくないかもやけど、味は美味いと思うから。」
『ありがとう』
紫「別にええって。」
相変わらず口調はそっけないけど、
優しい紫耀くんに心が温かくなる。
紫「一人で食べれるか？」
『うん、大丈夫。』
紫耀くんはゆっくりとおかゆを食べる私を
食べ終わるまで見守っててくれた。
紫「俺、部屋に戻るわ」
そう言って立ち上がろうとした紫耀くんの手を
自分でもビックリする位咄嗟に掴んで
『もう少し、ここに居てくれないかな…？』
気付いたらそう口にしてた。
紫「え…？」
少し困った顔をした紫耀くんにふと我に返り
『あっ、ごめんね。
何言ってんだろ、忘れて。』
私が慌ててそう言った後、優しい顔をして
「ええで」
紫耀くんは私のベッドの横に座り直した。
紫耀くんが側にいてくれてるという安心感と
薬を飲んだこともあってすぐ眠りについた。
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葵(プロフ) - パスワード付きの話を読みたいです。教えて頂けますか？ (2017年7月30日 16時) (
レス) id: 83c0a9f426 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 更新楽しみにしています！とても面白く、読むのが楽しみです！！ (2017年6月20日 22時) (レス) id: 037b178ac3 (このIDを非表示/違反報告)
にーの(プロフ) - ニノ担だけど、最近紫耀にハマってます！めちゃくちゃ更新楽しみにしてます！ (2017年6月5日 22時) (レス) id: bf3ab7d420 (このIDを非表示/違反報告)
ぴらのん(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2017年6月5日 18時) (レス) id: 2fcbeb3858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ
| 作成日時：2017年6月4日 10時
