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〜48〜 ページ48

『ごめん…私のせいだね。』







廉「なんでAちゃんが謝んねん。

紫耀は機嫌悪いだけやろうし、気にせんとき。」








海「そうだよ。

せっかく2人が買ってきてくれたんだし、僕は食べるね!」







その後も2人は気を遣ってくれてか楽しく話を

してくれたけど私は紫耀くんのことが気になって

仕方なかった。







海ちゃんの病室を出ると、気が抜けたように

一気に廉くんの表情が曇った。








『廉くん、どうしたの…?』








廉「さっきな、紫耀から連絡きててんけど

海人後1週間は入院が必要やねんて。」








『そうなんだ…

そんな事があったなんて知らなくて、

私買い物なんかに誘ったりして…

本当にごめん。』








廉「Aちゃんは知らなかったんだし、しょうがないって。

予定では明日退院できる予定やったんやしさ。」








『海ちゃん、どこか悪いの…?』







「ううん、どこかが悪いってわけやないねん。

ただ元々身体も弱いし、同い年の子と比べて

体重が軽いから、もう1週間入院して食事療法で

栄養バランスの良い食事摂ってから退院せえへんと

またいつ倒れるか分からんって先生に言われてんて。」







『そっか…。』






廉「俺らがなんとかしてやれたらええねんけど、

男2人やから中々出来ひんくてな…。」








廉くんの顔が悔しいような悲しい顔をしてて、すごく苦しくなった。






『廉くんも紫耀くんも充分してあげてるよ。

きっと海ちゃんもそう思ってる。』








廉「ありがとう。

もう暗くなったし、送ってくわ」








『ううん、今日は大丈夫。

私ね、実はおばあちゃんがここに入院してて

今日はそこに泊まるから』








廉「そうやったんや…

Aちゃんも大変やのに色々連れ出したりしてごめんな。」








『何言ってんの!

むしろ廉くんがカフェとか買い物に付き合ってくれたお陰で良い気分転換になったんだから。』







廉「そう言ってもらえて良かったわ!

じゃぁ、また明日な!」






廉くんと別れておばあちゃんの病室へ行き、

ジュースでも買おうと自販機に行くと近くの椅子に

座る紫耀くんが居た。

〜作者より〜→←〜47〜



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ゆめ(プロフ) - キルヒアイス。さん» コメントありがとうございます!楽しみにしてると言っていただけて嬉しいです!これからも頑張って書きますので楽しみにしてて下さいね! (2017年6月4日 13時) (レス) id: 9d337fe0f7 (このIDを非表示/違反報告)
キルヒアイス。(プロフ) - いつも読ませていただいています!めちゃくちゃ面白くてドキドキして毎回楽しみにしてます(o・v・)♪ (2017年6月1日 22時) (レス) id: afbf9bfef5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめ | 作成日時:2017年5月11日 20時

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