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『でも廉くんがこういう所でサラッと注文できるのは
なんとなく想像できたけど、紫耀くんがこういう
オシャレなカフェに居るって想像できないなー。』
廉「紫耀は来たことないやろなー。」
『そうなの！？
紫耀くんだって廉くんと一緒で女の子に慣れてるだろうし
それにさっき廉くん都会の男の子はみんなサラッと
注文できるって言ってたじゃん。』
廉「紫耀は別やねん。
女の子とこういう所に来るとかそういう発想すらないんちゃう？」
『確かに、冷酷王子なんて呼ばれてるくらいだもんね。』
廉「え、Aちゃん紫耀がそうやって呼ばれてること知ってたんや。」
『うん。クラスの女の子がする男の子の話ってだいたい
紫耀くんか廉くんの話なんだもん。』
廉「人気者は困るなー。」
『そんな事言いながら顔がニヤけてるよ。』
廉「え、ほんまに！？」
そう言って顔を触る廉くんが面白くて、つい笑ってしまった。
廉くんと話してるとふと勇太くんからなにが
欲しいか聞いてほしいと頼まれてたことを思い出した。
『ねぇ、廉くんってこの後まだ時間ある…？』
廉「うん、全然大丈夫やで。」
『最近服買ってなくて、良かったらショッピングに
付き合ってもらってもいい…？』
廉「もちろん！」
廉くんは元々オシャレだから私の買う服にも
色々アドバイスをしてくれたりして
すごく良い買い物が出来た。
『ねぇ、次はメンズのコーナー行ってみようよ！』
廉「Aちゃん誰かにプレゼントでも買うん？」
『ううん、私の買い物に付き合ってくれたし
私も廉くんの買い物に付き合うよ！』
廉「ほんまに！？
でも今日あんまりお金持ってへんくて…。」
『いいじゃん！
ウィンドウショッピングしよ、ほら行くよ！』
今度は逆に私が廉くんの手を引きお店の中を歩き回る。
彼氏が出来たらこんな風に一緒に買い物して、
あれが似合う！とか言い合ったりするのかなー。
なんて想像をしてしまう。
それが紫耀くんだったらどんな服も似合っちゃうんだろうなー
それ以前に女の子とこういう所来ないって言ってたもんな…。
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ゆめ(プロフ) - キルヒアイス。さん» コメントありがとうございます！楽しみにしてると言っていただけて嬉しいです！これからも頑張って書きますので楽しみにしてて下さいね！ (2017年6月4日 13時) (
レス) id: 9d337fe0f7 (このIDを非表示/違反報告)
キルヒアイス。(プロフ) - いつも読ませていただいています！めちゃくちゃ面白くてドキドキして毎回楽しみにしてます(o･v･)♪ (2017年6月1日 22時) (レス) id: afbf9bfef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ
| 作成日時：2017年5月11日 20時
