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廉「これ、海人が食べたいって言うてたマクドの新商品やで！」
海「うそ！？ありがとー！」
廉「Aちゃんの分もちゃんとあるで！」
『え、来てるって知ってたの！？』
廉「知らんやったけど今日は海人学校休んでたから
Aちゃんおるんやないかなーって思ってな。」
『ありがとう、廉くん優しいんだね。』
廉「当たり前やん。
俺は女の子に優しいで有名やからな。」
海「それは見せかけの優しさで、
本当の優しさとは言わないんだからね！」
『もう！喧嘩はやめよ！
せっかく廉くん買ってくれたんだから仲良く食べよう…？』
廉「そうやな。」
海「ごめんねA。」
『謝らないで！
私ね、正直２人が羨ましいよ。』
海「え、なんで！？」
『私は一人っ子だから、２人みたいに
兄弟喧嘩ってしたことなく
今みたいに些細な事で言い合ったりしたことなんてなかったからさ。』
廉「まあ海人は幸せやと思うで
俺がお兄ちゃんなんやもん。」
海「はあ！？
俺は廉みたいな俺様でワガママなお兄ちゃんより
もっと優しいお兄ちゃんの方が良かったよ！」
廉「俺かて海人よりもっと素直で可愛い弟のが良かったわ！」
『さっき喧嘩は辞めようって言ったばっかりなのに…』
私が呆れた顔でそう言うと、顔を見合わせて
笑い合う２人はなんだかんだ良い兄弟だと思う。
廉「ほな、俺送ってくわ」
海「僕も一緒に行く！」
廉「やから海人はあかんってこの前も言うたやろ！
Aちゃんには何もせえへんって！」
海「本当に？」
廉「ほんまやって！
海人は俺を信用してなさすぎやねん。」
海「だって廉はチャラいもん！」
また喧嘩になりそうな２人の雰囲気に
『大丈夫だって！
廉くんは良い人だし、なにもしないって
海ちゃんも本当は分かってるんでしょ？』
ついそう言うと
海「分かったよ。
でも帰ったらちゃんと連絡してよね！」
明らかに拗ねる海ちゃんの頭を優しく撫で、
廉くんと一緒に海ちゃんの部屋を出た。
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ゆめ(プロフ) - キルヒアイス。さん» コメントありがとうございます！楽しみにしてると言っていただけて嬉しいです！これからも頑張って書きますので楽しみにしてて下さいね！ (2017年6月4日 13時) (
レス) id: 9d337fe0f7 (このIDを非表示/違反報告)
キルヒアイス。(プロフ) - いつも読ませていただいています！めちゃくちゃ面白くてドキドキして毎回楽しみにしてます(o･v･)♪ (2017年6月1日 22時) (レス) id: afbf9bfef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ
| 作成日時：2017年5月11日 20時
