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「あの、私帰ります…」
「だめ」
「いや、意味が分からないです。さっきからあなたのものとか」
「はいって言ったよね？」
「それは、私があなたと…その、そういう事をしたと思っていたから」
もしかしたら逃げ出せるかもしれないと、今となっては哀れな期待を胸にして、彼に反抗してみる。確かに私は何でもするって言ったし、返事もしたけど、それは弱みを握られていたから。
その弱みが無かったのだとしたら、逆らっても怖いもの無しだ。…そうだよね？強がるのは慣れている。きっと私なら言い返せる。
…これが丸々全部逆効果だとは知らず、私は頭の中で作戦を立てていたのだった。
「…そーいう事言っちゃうんだ」
「もう、私と二度と会わないでください…」
「めんどくさいね。ほんとに襲っちゃえば良かった」
洒落にならない事を言ってる彼を睨んだ。早く帰りたくて、私の荷物の場所を早く教えろと急かす。すると彼は突然、思い出したかのように不自然な動きをし始めた。
「あーいたた…」
「…」
「酔っ払いの介護って、思ってるより大変なんだよね」
介護…なんの事だか分からないけど、何だかとても嫌な予感がして、背中に冷や汗をかいていた。
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皐月(プロフ) - ふうかさん» ありがとうございます！とても嬉しいです。頑張りますね〜！ (2020年4月26日 17時) (
レス) id: 772b5876ce (このIDを非表示/違反報告)
ふうか(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいー！！続き気になるぅぅ！！！更新頑張ってください！ (2020年4月26日 3時) (レス) id: 04eef8f35f (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - ちみちゃんさん» 本当ですか…とても嬉しいです！ありがとうございます^^ (2020年4月24日 20時) (レス) id: 8b3223e05a (このIDを非表示/違反報告)
ちみちゃん(プロフ) - すっごく面白いです！応援してます(^^) (2020年4月24日 13時) (レス) id: 4ec844406e (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - パンダパンダさん» ありがとうございます！とても嬉しいです… (2020年4月23日 15時) (レス) id: 8b3223e05a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2020年4月22日 19時
