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炭「ね、姉さん!!どうして…」
胡「Aさん!!目が覚めたんですね!!よかった…」
『ご迷惑をおかけしたみたいで…申し訳ないです。』
胡「謝らないでください。迷惑だなんて思ってないですから。それより、病室に戻ってください。まだ起き上がってはいけません。」
炭「姉さん、病み上がりなのに、歩いて辛くない?」
『大丈夫よ。ありがとう、炭治郎。しのぶさん。病室に行くの、もう少しだけ待ってもらえませんか?』
胡「ですが…」
『この喧嘩が収まったらすぐに病室に行くので…』
胡「…わかりました。収まったらすぐに病室に行きますからね。」
『ありがとうございます。炭治郎、申し訳ないんだけど、ついてきてもらえる?一人で歩くのが少し大変なの。』
炭「もちろん!!」
『ありがとう。さて、善逸君と伊之助君のところから行きましょうか。』
善「だいたいお前はいつもいつも一人で突っ走りやがって!!周りに合わせるとか出来ないわけ!?」
伊「お前らは俺の子分だからお前らが俺に合わせればいいだろ!!」
善「ほんとむちゃくちゃだな!!俺がいつお前の子分になったんだよ!!」
伊「何言ってんだ?紋逸は最初から俺の子分だろ?もちろんAも権八郎もな!!」
善「まじかよこいつ…いやそんなことよりもあの柱たち止めないと!!でも俺には無理だよおおおお!!Aちゃーーん!!」
『なあに?善逸君。』
善「柱が喧嘩してるんだよおお!!それに何かAちゃんの兄弟弟子って人たちも…えっ!!Aちゃん!!」
伊「A!!」バッ
『わあ!伊之助君、元気そうでよかった。』ギュ
善「えっ!?Aちゃん目が覚めたの!?夢じゃない?本当に現実?」
『現実だよ、善逸君。』
善「よかったよお。Aちゃんの目が覚めてえ!ほんとによかったああああ!!」
『泣かないで、善逸君。』ギュ
伊「もうこれからは親分に心配かけるな!Aが俺の前からいなくなるんじゃないかって、ちょっと不安だった…」ポロポロ
『起きるのが遅くなっちゃってごめんね、伊之助君。これからは気をつけるよ。』なでなで
善「またAちゃんの音が聞けてよかったよお!!もうあんな音させないでねええ!!」
『うん。ごめんね。』なでなで
炭「姉さん…」
『炭治郎もおいで。ごめんね、辛い思いをさせて。』
炭「姉さんっ…無事でよかった!!おかえり!!」ポロポロ
『うん。ただいま。炭治郎、みんな。』なでなで
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かの(プロフ) - こんなぐだぐだな作者ではありますが、今年もよろしくしてやってくださると嬉しいです!!少しでもこの作品で楽しんで頂ければ、幸いです。皆さまにとって幸せな一年になるよう、願っております (2021年1月1日 0時) (レス) id: 81489084e7 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - ここ数ヶ月更新が遅くなってしまって申し訳ありません。これからも更新が遅くなるかもしれません。一週間に一回は更新を今年の抱負にしようかと… (2021年1月1日 0時) (レス) id: 81489084e7 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - あけましておめでとうございます!!この作品を見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます!!とても励みになっています!!自粛期間中に書きたい欲が爆発して書き始めたこの作品を読んでくださる方が沢山いると思うととても嬉しいです!! (2021年1月1日 0時) (レス) id: 81489084e7 (このIDを非表示/違反報告)
不死川実弥LOVE - 頑張ってください。これから楽しみにしてます。 (2020年10月27日 17時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
猫が大好きです - 続きはいつできるんですか? (2020年9月10日 11時) (レス) id: f0ad13efd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かの | 作成日時:2020年8月20日 12時