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善「えーーーっ!!まだ指令来てなかったのかよ!!居て良かったじゃんしのぶさんちに!!」
炭「いや……治療終わったし一か所に固まっているより 善「あんな悲しい別れをしなくて良かっただろ!」いや…」
『ごめんね、善逸君。少し会いたい人がいて…予定より早く任務に来ちゃったのよ。』
善「Aちゃんが早く行きたかったならしょうがない!!全然いいよぉ!!でも会いたい人って?まさか恋仲!?うわああああ!!Aちゃんは俺と結婚するんだあああ!!」
伊「オイ!」
善「今忙しい!!」
伊「オイ!!オイッ!!」
善「何だようるさいな!!」
伊「なんだあの生き物はー!!」
伊「こいつはアレだぜ。この土地の主…この土地を統べる者。この長さ、威圧感。間違いねぇ。今は眠っているようだが油断するな!!」
善「いや汽車だよ知らねぇのかよ。」
伊「シッ!!落ち着け!!」
善「いやお前が落ち着けよ。」
伊「まず俺が一番に攻め込む!!」
炭「この土地の守り神かもしれないだろう。」
『急に攻撃するのも良くないわ。』
善「いや汽車だって言ってるじゃんか。列車わかる?乗り物なの人を運ぶ。この田舎者が。それにしてもAちゃんは優しいねええええ!!結婚しよおおおお!!」
炭「ん?列車?じゃあ鴉が言っていたのがこれか?あと姉さんはやらんぞ。」
善「鴉が?」
伊「猪突猛進!!」
善「やめろ恥ずかしい!!」
ピピーッ
駅「何してる貴様ら!!」
善「げっ!!」
駅「あっ!刀持ってるぞ…!!警官だ!警官を呼べ!!」
善「やばっ、やばいやばいやばい!!逃げろ!!」
善「政府公認の組織じゃないからな俺たち鬼殺隊。堂々と刀持って歩けないんだよホントは。鬼がどうのこうの言っても却々信じてもらえんし混乱するだろ。」
炭「一生懸命頑張ってるのに。」
『わかる人はわかってくれているわよ。応援だってしてくれる。その人たちのために、これからも頑張りましょう。』
善「とりあえず刀は背中に隠そう。」
ババーン
善「丸見えだよ服着ろ馬鹿。」
『私の羽織り貸してあげる。』
炭「“無限列車”っていうのに乗れば煉獄さんと会えるはずなんだけど。すでに煉獄さん乗り込んでるらしい。」
善「その人に会うのかよ。じゃあ切符買ってくるから静かにしてるんだぞ。」
炭「わかった!ありがとう。」
『ありがとうね。』
善「気にしないで!!刀隠してると歩きにくいな…」
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ミー - 更新を毎回楽しみにしています!猗窩座が主人公を見て、あの方の…と言っていたので主人公との間に何かあるのかと気になっています! (2020年7月22日 21時) (レス) id: 36dcb4ceb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かの | 作成日時:2020年6月17日 0時