慈しい姉２ (ページ17)

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胡「あのとき姉を手当てしてくれたのはAさんだったんですね。あの手当てがなかったら、姉は今この場にいなかったかもしれない。ありがとうございました。」

『そんな…怪我をしている人がいたら放っておけませんよ。』

カ「それでも、助けてくれたことに変わりはないわ。ありがとう。」

炭(やっぱり姉さんはすごいな！)

『そういえば、あの方は鬼だったんですね。』

カ「そうね。上弦の弐だったわ。」

善「えっ！！Aちゃん上弦の鬼とまた会う約束したってこと！？」

『あっ、確かにそうなるわね…』

善「いやアアアアアア！！どうしてそんな約束したのおおお！！」

『あのときは、ちょっと変な感じのするお兄さんだなあとは思ってたんだけど…』

胡(Aさんは少し危機感がないですね。そんなところまで姉に似ているとは…)

『まぁ、きっとなんとかなるわよ。』

伊「なあ、それより全なんたらってなんだよ。」

善「それよりってなんだよ！！Aちゃんが危ないかもしれないんだぞ！！」

『いや、いいのよ。今は全集中の呼吸を頑張りましょう！！』

胡「そうですね。先程も言いましたが、会得するには相当な努力が必要です。」

胡「まぁできて当然ですけれども。仕方ないです。できないなら。しょうがないしょうがない。」

伊「はあ゛ーーーん！？できてやるっつーの当然に！！舐めんじゃねぇよ乳もぎ取るぞコラ！！」

伊之助大奮起

胡「頑張ってください善逸君。一番応援していますよ。」ギュッ

善「ハイッ！！」

善逸大奮起

善逸・伊之助全集中・常中会得(九日かかる)

伊「やってやったぞゴラ゛ァ！！」

善「俺は誰よりも応援された男！！」

しのぶは人に教えるのが上手かった。

そして炭治郎、カナエは人に教えるのが爆裂に下手だった。

Aは感覚で全集中・常中を会得していたため、上手く言葉にして伝えることができなかった。