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隠「起きろ。起きるんだ。起き…オイ!オイコラ!やいてめぇら!やい!!いつまで寝てんださっさと起きねぇか!!」
隠「柱の前だぞ!!」
(柱?この人たちは誰?ここは…)
胡「ここは鬼殺隊の本部です。あなたたちは今から裁判を受けるのですよ。竈門Aさん。炭治郎君。」
ー柱ー
鬼殺隊の中で最も位の高い九名の剣士である。
煉「裁判の必要などないだろう!鬼を庇うなど明らかな隊律違反!我らのみで対処可能!鬼もろとも斬首する!」
ー炎柱・煉獄 杏寿郎ー
宇「ならば俺が派手に頸を斬ってやろう。誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。もう派手派手だ。」
ー音柱・宇髄 天元ー
甘(えぇぇ…こんな可愛い子たちを殺してしまうなんて。胸が痛むわ。苦しいわ。)
ー恋柱・甘露寺 蜜璃ー
悲「あぁ…なんというみすぼらしい子供たちだ。可哀想に。生まれてきたこと自体が可哀想だ。」
ー岩柱・悲鳴嶼 行冥ー
時(何だっけ、あの雲の形。何て言うんだっけ。)
ー霞柱・時透 無一郎ー
悲「殺してやろう。」
煉「うむ!」
宇「そうだな。派手にな。」
(斬首?鬼?…っ禰󠄀豆子!!どこ!?善逸君も伊之助君も村田さんもいないっ!!)
小「そんなことより冨岡はどうするのかね。」
炭『「!?」』
小「拘束もしてない様に俺は頭痛がしてくるんだが。胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう。どう処分する、どう責任を取らせる、どんな目に合わせてやろうか。」
ー蛇柱・伊黒小芭内ー
甘(伊黒さん。相変わらずネチネチして蛇みたい。しつこくて素敵!)
冨「………」
ー水柱・冨岡 義勇ー
甘(冨岡さん。離れた所に一人ぼっち。可愛い!!)キュン
胡「まぁいいじゃないですか。大人しくついて来てくれましたし。処罰は後で考えましょう。それよりも私はお二人の方から話を聞きたいですよ。」
ー蟲柱・胡蝶 しのぶー
(っ!私のせいで義勇さんが……)
炭「……っ」ゲホゲホゲホッ
胡「水を飲んだ方がいいですね。ゆっくり飲んで、話してください。鎮痛薬が入ってるため、楽になります。怪我が治ったわけではないので無理はいけませんよ。」
炭「……俺の妹は鬼になりました。だけど人を喰ったことはないんです。今までも。これからも。人を傷つけることは絶対にしません。」
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ミー - 更新を毎回楽しみにしています!猗窩座が主人公を見て、あの方の…と言っていたので主人公との間に何かあるのかと気になっています! (2020年7月22日 21時) (レス) id: 36dcb4ceb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かの | 作成日時:2020年6月17日 0時