ダメな大人【風丸一朗太】 (ページ4)

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ｔｅａｃｈ...04 ページ4

【一之瀬side】

お嬢様、Aは、傲慢で妖艶な人だ。

さっきの、これはさすがに

キツかった。

『でも、一之瀬は、私がいなかったら一人ぼっちよ...？さみしいでしょ？...(ﾆﾔ』

この見た目は清楚で清純派って感じなのに、

家ではサイドテールに肩出しという、
セクシーな姿

高校生には見えないわけで...

しかも、艶やかな"黒髪"が、また妙に
魅力的。

まぁ、いつも、俺は彼女にときめく。

『でしょ...？一之瀬...？』

俺の肩にスラリと伸びた腕を絡めて
耳元で囁く...

薔薇の香り、
色っぽい声...

誘惑に負けて、俺は

「はい...左様でございます。」

『一之瀬、こっち座って...？』

白い肌。
大きな吸い込まれるような緑の瞳。

「愛しています。お嬢様」

『私もよ...一之瀬...』

また、彼女に触れる。
近づく...

そんなときだった...