復讐少年？ (ページ34)

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三十夜ページ34

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｢よ、よう｣

少し噛むが気にしてられない

｢待ってくれてたのか？｣

琥珀と翠の瞳が俺を見つめる

｢まあ、そんなところ。嫌だった？｣

半分嘘で半分本当だが何事も内容に話す

｢……ありがとう｣

｢おう｣

そう微笑んで隣に並んで歩く

｢今日も蕎麦？｣

｢蕎麦だ｣

ぶは、と思わず吹き出してしまう

｢本当に蕎麦好きだな｣

珍しく本当に笑ってしまう

｢………｣

俺の顔を見て固まる轟

｢…？どうした｣

｢いや…なんもねえ｣

はーん、と返して歩き出す

昼休憩も長くはない

少し早めに歩いて食堂へ向かった

✱

昼休憩終了

｢最終種目発表の前に予選落ちの皆へ朗報だ！あくまで体育祭！ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してんのさ！本場アメリカからチアリーダーも読んで一層盛り上げ……｣

アナウンスの声と同時に会場

｢何してんだ？｣

｢ん？チアリーダー！｣

いや、見ればわかる

｢(葉隠さんに聞いた俺が悪かったな)｣

自己反省をしてレクリエーションが始まるため並びに行く

｢最終種目、進出5チーム総勢20名からなるトーナメント形式！！一対一のガチバトルだ！！

生徒達同様会場も騒ぐ

｢それじゃあ組み合わせ決めちゃうわよ、組が決まったらレクリエーションを挟んで開始になります！｣｣

そうミッドナイトが言えばlotsと書かれた箱を持つ

すると尾白が手を上げた

｢あの…！すみません。俺、辞退します｣

みんなが驚く、せっかくのチャンスを棒に振るうのか！と尾白にかけあっている

｢俺が嫌なんだ｣

説明をして、そう言った

｢かっけーよ、｣

俺は尾白を見てそういった

｢夜永に言われるとなんか照れるな…｣

はは、空笑いすれば頬を指で掻く

するお別の別のチームからも手を上げる奴がいた

｢なんだこいつら…！男らしいな！｣

切島が心打たれている

｢そういう青臭い話はさァ…好み！！！｣

手に持っている鞭をピシャアンと鳴らす

｢庄田、尾白の棄権を認めます！｣

｢(好みで決めた…)｣

予想外の展開に会場たまけじゃない、生徒達にもどよめきが起こる

そこで繰り上がりの生徒は鉄哲とかいうチームの中から2人出ることになった

そして、組が決まった

｢(一回戦は…水野(みずの)？知らね)｣

相手の名前を見て顔見知りじゃないことは察する

｢夜永とは一回戦抜けたら戦えんな！｣

と上鳴が言う

｢まあ上がれたらの話だ｣

｢ネガティブやめろよ？！｣

背中を何故か叩かれた

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