第12話 ページ14
｢…あれから…ダチの親に脅しがかかったってぱーちん言ってたんだ｣
ボソリとマイキーがそう言った
｢！…そんな…｣
そんなこと知らなかった…あれからまだ何かあったっていうの？
｢っ……｣
｢…マサねぇは凄くいい人だね｣
｢そんなことないわ…アタシは欲張りなだけよ｣
するとマイキーは立ち上がる
｢…助けてくれたのがマサねぇで良かったよ｣
ボコボコになったぱーちんを支えて下げさせて
マイキーは長内を一撃で仕留める
そこにサイレン音が鳴る
｢！…警察…みんな！逃げないと！遥ちゃん、タケちゃん！大丈夫？｣
｢はい！｣
｢うん！｣
｢ぱーちんちゃん！貴方も！……！？何してるの！！｣
ぱーちんの手にはナイフが持たれていた
そして、そのナイフは長内の腹に刺さっている
｢…ごめん…マイキー…マサねぇさん…俺…自首します…｣
｢！…なんでそんなことしたの…｣
｢俺…バカだから…こんなやり方しか思いつかなくて…｣
｢っ!!…｣
｢姐さん！早く！｣
｢……っ…ごめんなさい…｣
あれから警察が入り
相手のチーム数名とぱーちんくんが捕まった
そして、数日が経った
｢…｣
｢どうかしたの？マサちゃん｣
｢あ、…ごめんなさい？何か話してた？｣
｢今日…ずっと上の空だよ？何かあったの？｣
心配そうにアタシの顔を覗き込むフミちゃんとサナちゃん
やだわ…2人に心配させちゃってる…
だめね…アタシ
｢…ごめんなさいね？心配させちゃって…少しね？考えることがあって…｣
｢私達に話せないことなの？｣
｢そ、そうゆうわけじゃないの｣
｢なら、私達に話してみてよ！｣
そんな二人をみてアタシは渋々口を開いた
｢……アタシね…団体を作ろうかと思ってるの｣
｢団体って…チームってこと？不良みたいな？｣
｢いいえ、どちらかと言えば慈善団体みたいなのよ…アタシの大事な場所を守れるような…そんな団体…｣
｢マサちゃん前から正義の味方になりたいって言ってたよね！｣
｢うんうん！マサちゃんらしくて私いいと思う！｣
｢！…2人共…｣
｢｢応援してる！頑張って！｣｣
そんな2人の応援に涙が出る
｢ありがとう…｣
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あんこ(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！！ (2021年12月3日 18時) (
レス) @page16 id: 994e17cc8d (このIDを非表示/違反報告)
しろにゃん(プロフ) - このお話面白くて大好きです！！マサねぇに一生着いていきます！！！(笑) (2021年10月10日 15時) (レス) id: 90e496a12f (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - enju1213さん» 読んでいただきありがとうございます！随時更新しますのでお待ちください！ (2021年10月4日 19時) (レス) id: 6bb78ce58e (このIDを非表示/違反報告)
enju1213(プロフ) - 楽しく読ませていただきました！マサねぇ好きです！カッコいいオカマ最高です！続きを楽しみにしています！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page15 id: ed66b0c783 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - 紅蓮さん» ありがとうございます！マサねぇは押せ押せゴリゴリオカマってよりはちょっとひ弱だったけど強くなった系オカマを目指してます！笑 (2021年10月3日 10時) (レス) id: 6bb78ce58e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ | 作成日時：2021年9月30日 14時
