【ツイステ】クズでも結構 (ページ4)

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3話ページ4

ジェイド「ところで何があったのか聞かせてもらっても？」

『フロイドに振られた』

ジェイド「.................え？
あれほど仲が良かったのに？
フロイドがあれほど好きだったのに？」

『うん』

ジェイド「でも一体どうして..................」

『そんなの簡単だよ。私という玩具には飽きたんだよ。そして新しくて可愛いおもちゃを気に入ったみたい』

ジェイド「そんな.......ですが」

『まぁ最近いつもみたいに何か面白そうな事を考えてる顔をしなくなってた。』

ジェイド「.....」

同情したような、でもどこか嬉しそうな顔をする。

『何ならつまんないと思ってたと思う。
私は小エビちゃんより面白くない
そーゆーこと。』

ジェイド「小エビちゃん........監督生さんの事ですか？」

『そう。監督生ちゃんと仲良くなるうちに私じゃ感じれなくなった面白さを見つけてどんどん惹かれていったんでしょうね』

ジェイド「確かに監督生さんは不思議な魅力がありますね。
惹きつけられるというか..........』

『私は会ったことないからわかんないけどジェイドが言うなら本当だろうね。
私にもそれがあればフロイドに嫌われないのかな』

どこか寂しそうな表情をするA。

この表情を見ると胸が
キューーーーーーっと痛くなった

何故かはわからない。けれどこの表情を笑顔に変えたい。

そう思った。

『ありがとう。ましになったわ』

さっきの顔が嘘みたいに笑顔になった。

ジェイド「お礼を言われるほどでも.........何かあったらいつでも相談にのりますよ？」

ジェイドが悪戯っぽく微笑むと

『お金は取んないでね」

と彼女もまた悪戯っぽく微笑むのだった