【ハイキュー】烏野に来た及川さんの元彼女が女神すぎる件について。

93話 ページ14

澤村side





ガチャッ









俺が田中と西谷をいさめていると、ふいに台所へ繋がっているのであろう扉が開いた。









そこには、









貴「デザートです。」









暑くてたくし上げたのだろう足からは、すらりと伸びた白い肌が見え、黒に白のワンポイントを着けただけのシンプルなエプロンを着ている。









少しだけ捲られた腕からも真っ白な肌が見えた。









いつもはおろしている長い髪は頭部の上の方で括られており、さらさらと揺れる髪の隙間からちらっとうなじが見える。









少し前までカレーを作っていたのだろう、少し上気した頬は淡い桜色で、何かを誘っているようにも見えた。









初めて見た彼女の白い肌と、エプロン。そして、うなじに桜色の頬ときた。









数人ノックアウトされかけたのは言わなくても分かるだろう。









そんな事は知らないのか、少し不思議そうな顔をしたが、直ぐに清水の隣へ行き、デザートを置いた。









貴「右から順に取っていってください。ご飯とカレーは私と先輩がつぐので、お皿を出してくださいね。」









弱々しい返事に彼女は小首をかしげたのだった。

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