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74話 ページ42

-次の日-









主人公side







放課後。







自主練をするという影山君にボール出しをしていた。









彼の視線の先には空のペットボトル。









それをサーブで倒そうとしているのだ。









バンッ









ボールを打った。









当たる!、と思った瞬間。









翔陽君がペットボトルの前に滑り込んできた。









バアン!!









ボールは翔陽君の腕に当たり、跳ね返った。









影山「なにすんだよ!!日向!!ボゲェ!!!」









貴「あー、おしい。もうちょい腕の角度を下げて。」









日向「うん!!分かった!!!」









影山「おい、てめえ!!聞いてんのか!!?」









貴「取り合えず、今は影山君のサーブ練だから、止めとこうね。」









日向「うん!!!」









影山「聞いてねぇな!!?てめえ!!!」









つかみかかりに行こうとする影山君を押さえる。









貴「はいはい、そんなことよりサーブ練しなきゃ。」









影山「ん・・・・・分かりました。」









素直に従う影山君を見て、翔陽君がアワアワしてたのは見てない。









影山君がサーブを打つ。









すると、ペットボトルの前に小さな影が躍り出た。









そして、その影は、影山君のサーブをレシーブした。









音がない、完璧なレシーブだった。









小さいけれど、頼もしい影は、真っ直ぐ、私の方を見た。









そこに、









田中「よーっす!!」









その影を見た瞬間、田中さんの動きが止まった。






田中「のののののののノヤさんじゃねえか!!!」









ノヤ・・・さん?









私は、ノヤさんと呼ばれた少年と、田中さんがはしゃいでいる所をただボーッと見ているしかできなかった。

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ミカサ - 凄い恥ずかしいですが、この作品で泣きました。゚(゚´Д`゚)゚。こんな凄い作品作れて神ですね(゚ロ゚) (2017年5月28日 18時) (レス) id: 28731f575f (このIDを非表示/違反報告)
ASs - 方言が可愛い(・-・)そしてこの作品が大好き (2017年2月13日 23時) (レス) id: 693e560875 (このIDを非表示/違反報告)
十四松Love - すごく泣けます…夢主幸せになって欲しいな…雰囲気変わりますが、すっごく一ノ瀬さんみたいな友達が欲しいです (2016年8月21日 10時) (レス) id: 6e6d8a424b (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 拝読させて頂きました!夢主の痛いくらいの優しさと、切ないくらいの健気さに涙しました…お手紙のとこ…泣きましたね、ハイ… (2015年9月27日 19時) (レス) id: 01b85934d9 (このIDを非表示/違反報告)
- まみぃ。さん» 本人じゃなくてすいません!多分そんなのみたいな意味だと…… (2015年8月11日 19時) (レス) id: f7c9f26650 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪野サヤカ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sashisuseso/  
作成日時:2015年5月24日 15時

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