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笑う理由 ページ1

神威side

「強くならなければ。」

「僕が神楽と母さんを守るんだ。」

「どうやって?強さって何なの?」


………ねぇ置いて行かないで…



神威「っ…いつの記憶だよ。」

戦艦の自室で休んで居たところ眠ってしまったようで、魘されるように目を覚ました。

窓から見えるのは無限に広がる宇宙の中で、1つ輝いている 侍の星。

今回は地球での取り引きだ。

とっても楽しみな筈なのにイマイチ心が弾まないのは何でだろう…。

分かってるけどもう忘れたいんだ。


阿伏兎「おォーい、何時まで寝てる気だ。すっとこどっこい」

部屋の前で声を上げている阿伏兎、どうやらそろそろ着くらしい。

神威「着陸準備?…今直ぐ行くよ。」

俺はそう答えて立ち上がり、楽しみにしてる体を装い司令室へ向かった。



__隠すために笑う___

笑う理由→



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作者名:ねこむぎ | 作成日時:2016年5月6日 17時

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