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1年半前 ページ8
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1年半前、僕は限界を迎えていた。
JK｢このまま活動続けてもヒョン達に迷惑かけちゃう...｣
いつ症状が出てくるか分からない状態。
握手会中に出てしまったら？
ただ事じゃなくなる。僕だけじゃなくて
メンバー皆に迷惑をかけてしまう。
JK｢.....はぁ｣
-ﾄﾞｻｯ-
JK｢え、｣
｢あ、ごめんなさい｣
不思議な感じだった。
女性とぶつかったのに
全く身体や手が震えなかった。
｢あの〜...怪我ありませんか？｣
JK｢え？あ、は、はい｣
｢ジョングクさんですよね？これからしばらくよろしくお願いします^^｣
JK｢え、あ、あ、はい...｣
僕のそばを通り過ぎる彼女から
溢れ出る香りは
甘いような爽やかなような
詳しくは分からないけど
僕の身体を包む暖かさがあった。
JK｢あ、あの...っ！！｣
｢ん？｣
JK｢...貴方と.....｣
｢？｣
JK｢貴方と契約したいです...｣
｢契約？｣
貴方なら大丈夫だと僕は思ったんだ。
..
JK｢僕は病気なんだ。｣
.
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作者名：きなこ | 作成日時：2019年3月7日 23時
