初雪 ページ6
はい、現在外の天気は雪です。初雪です!
「あー今日部活中止かー」
流石に寒すぎるということなので部長が休みにしたらしい。宮城なんざ雪だろうが練習するわ!都会は甘いな!
そう思っているとインターホンが鳴った。
「誰だよ、こんな時間に・・・」
孤「おはよう・・・」
「孤爪!?どうした!?」
孤「これ、アップルパイのお礼」
「わざわざ!?この雪の中を!?はよ入れ!こたつの中で暖まって!なんで傘ささなかったの!?」
すでにぬくぬくとしている孤爪。猫だなぁ・・・。
「おーこれはこれはいいものを」
孤「別に自家製の伊達巻だけど」
「おせち作りたくても1人だからちょうどよかった」
孤「実家帰らなかったんだ」
「お前らが人ん家でどんちゃん騒いでたらなぁ」
孤「あ・・・」
「まあ楽しかったからいいけど、友達と年越したのは初めてだなぁ・・・」
しみじみとそんなことを感じている。来年は帰省するか・・・あ、でも大学とか考えないと。
孤「(人1)は、大学どうするの?」
「まぁ、どっちにするか考え中」
孤「東京にして、それで大会見に来て」
と、いわれましても・・・飛雄も高校2年だし、親が早く決めなさいとか言ってるけど・・・。
孤「また来る」
「う、うん」
雪の中に孤爪が突っこんでった。あ、傘貸しておけばよかった・・・。
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:翼 | 作成日時:2016年12月18日 18時