サマーバケーション ページ19
夏休みに入りました。早速ですが、私は皆に特訓メニューを配っています。
「じゃあ、今日からこれで・・・どうした!?」
山本「これだと流石にきついですよ!」
「えーでもこれぐらいじゃないと技術の向上は難しいし」
孤「何で俺も・・・」
「よーし、早速始めるよー!あ、そうそう。サボったら、どうなるかわかってるよね・・・?」
ニッコリと私が笑顔を向けると、部員全員が颯爽と練習をしに行った。
部長「おーい影山ー」
「はーい!何ですか?」
部長が差し出したのは夏合宿の予定。ああそっか、確か合同だっけ…?
「これをどうしろと?」
部長「ああ、メニューとか頼めるか?」
「そういう…構いませんよ。任せてください!」
私が胸を張って言うと、「頼もしいな」と部長が笑って練習に戻っていった。
私は渡された紙をみつめる。そして、選手データが入っているタブレットの電源を入れた。
最近更新したのは、主に一年。慣れてきたのか、技術の向上も著しく伸びてきている。まさしく成長期だ。
「…で、午前中にウォーミングアップしてからちょっとしたミニゲーム感覚でやって…あ、最終日に練習試合、これ絶対」
夜「始まったな」
黒「俺、生きて帰れるかな…」
孤「そ、そんなに厳しいの…」
黒「研磨…生きて帰ろうな…!」
「ちょっとー!流石にそこまで酷くしないからー!あと手と足を動かせー!増やすぞー!!」
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作者名:翼 | 作成日時:2016年12月18日 18時