夜久さんの幼馴染は天才美少女でした SECOND！ (ページ15)

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後半戦ページ15

青城がタイムをいれたので私はタオルとドリンクをメンバーに渡しながら次の作戦を伝えていた。

「次は、速攻なしで」
黒「はぁ！？」
「いいから、最初は普通にやって。あとはこっちで指示出す」
部長「誰か、異論はあるか？」

部長が問うが、誰1人異論を唱える人はいなかった。
私は頷き、スタンバイする。

夜「無理すんなよ」
「そっちこそ」

衛輔が頭をポンッと叩いたので私は少し気合を入れるため、自分の頬をひっぱたいた。
大丈夫・・・。

黒「で、研磨がここで登場ね」
孤「前半ベンチだったから後半もだと思ってた」
「まぁまぁ、またアップルパイあげるから」
黒「お前研磨を餌付けすんなよ」
「えーっ」

でも出すと言ったのだ。前に。
ひとまずセッターを研磨に変えて、私は海に頼んでおいたノートを受け取る。

「今度研磨に速攻教えないと」
1年「え、速攻ってそんなに簡単にできるものなんですか？」
「いや、個人差があるね。飲み込みのはやさもそうだけど、いかに相手と呼吸を合わせられるかが問題なの」

ついでにセットしておいたビデオカメラを覗きながら私は監督に相談したりして次の作戦を練っていた。
マズイな・・・研磨のスピードが遅れてる。

黒(このまんまだと狩られるな・・・)
孤(もう、無理・・・)