夜久さんの幼馴染は天才美少女でした SECOND！ (ページ14)

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ロックオン！ページ14

私は再び持ち場に戻り、及川を目線で射抜いた。

及「何々？(人1)ちゃん、及川さんのことじっと見ちゃって」
「数秒だけでも動きの推測」
夜「訳：集中するから相手の動きを予測してる」
「衛輔、いいから」
夜「当たってた？」
「・・・当たってた」
黒「流石幼馴染だな」

黒尾がにやにやしながら言ってきたのでとりあえず軽くチョップは入れておく。

「あ、そうだ！ねぇねぇ黒尾、あれやろう！」
黒「まさか・・・いやいいけどさ」
「よっしゃあぁ！」
岩「なんかアイツ音駒入ってから活き活きしてねぇか？」
及「そんなことないよ。(人1)ちゃんは(人1)ちゃんだよ？」
岩「どっから湧いてくるんだ？その自信・・・」

及川が真顔でそんなことも言っていたので後で飛び蹴りを食らわせておくことにする。

夜「オーライ！」
「黒尾ぉ！」
黒「よっしゃぁーい！」

黒尾のアタックした速攻はブロックが来る前に相手コートに落ちた。

及「なるほどね・・・」
岩「音駒(あいつら)にも伝授させたわけか・・・」

「阿吽の呼吸」コンビがお互いに顔を見合わせて次の行動段階に移ったようだ。こんな時もあろうかと、全WSに速攻技を教えておいたのだ。まあ、スピードと反射神経に個人差はあるが。今のところはまぁ問題ないだろう。