演劇部のジュリエットは多重人格でした【あんさんぶるスターズ】 (ページ14)

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第１０話ページ14

あんず視点

朔間先輩が、あのA先輩のことを
多重人格っていった。

確かに、変だった。

喋り方も歩き方も性格も。

色んな人が集まって出来たロボットのように見えた。

でも、アイドルをやっているときは
いつも輝いていて私の憧れだった。

コンサートには必ず行ったし、グッズも買った。

それ程A先輩のことが好きなのだ。

明星「____大丈夫？」

あんず「えっ？」

明星「さっきからボーッとしてたよ？」

A先輩のことを考えていたら
ボーッとしていたみたいだ。

あんず「…A先輩のことなんですけど…。」

明星「A先輩がどうしたの？」

あんず「A先輩って昔から多重人格なんですか？」

明星「うーん…俺が入学したときから
ずっとそうだよ。
多分ずっと前から多重人格だと思う！」

あんず「そうなんですか。」

明星「今度、A先輩に聞いてみたら？」

あんず「えぇっ！で、でも…。」

明星「大丈夫だよ！俺もついていくから！」

あんず「じゃあ、また今度聞いてみます…！」

A先輩のプロデュースがしたい。

そのためにもA先輩のことをもっと知っておかないと。

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うたプリ臭濃厚。

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