にじゅうさんわ ページ28
苦労してゲットした魔法石を持ってドワーフ鉱山から鏡の間へ帰ってきた
ちょうど学園長もいたので強力して取った魔法石を学園長に見せる
『学園長、これで退学は取り消しですよね‼』
「エッ⁉本当に魔法石を探しにドワーフ鉱山へ行ったんですか?」
手に持った魔法石をマジマジと見た後、学園長は感心したように私達を見つめる
「いやぁ、まさか本当に行くなんて… しかも魔法石を持って帰ってくるなんて思っていませんでした」
『え、だって学園長がドワーフ鉱山にあるって言ってたから』
「粛々と退学手続きを進めてしまっていましたよ」
「んがっ!なんて野郎なんだゾ!オレ様たちがバケモノと戦ってる時に!」
「バケモノ…?」
あの鉱山で出会ったバケモノについて興味があったのか学園長は詳しく聞いてきたので場所を変えて今回起こった事について説明をした
「ほほぅ、炭鉱に住み着いた謎のモンスター」
『顔が無くて…ヴォオオオみたいな声出してました』
「何で声まで真似してるんだ」
「それを4人で協力して倒し、魔法石を手に入れて学園に戻ってきたと?」
『そうです!!』
「や、協力したっつーか…」
「たまたま目的が一致したというか…」
自信満々に答えるが2人はあんまり乗り気ではなさそう、なんでだ
そんな2人にムッとしつつも学園長の方を見ると顔を覆って大きな声で泣き出した
「なんだコイツ!いい大人が突然泣き出したんだゾ⁉」
「この私が学園長を務めて早ン十年…ナイトレイブンカレッジ生同士が手と手を取り合って敵に立ち向かい打ち勝つ日が来るなんて!」
「んなっ⁉Aはともかく僕はコイツと手なんか繋いでません!」
「オレだってやだよ気持ちわりーな!つーか学園長年いくつ⁉」
どんだけ協力的じゃないんだナイトレイブンカレッジ生…
「私は今、猛烈に感動しています。今回の件で確信しました。」
「Aくん、貴方には間違いなく猛獣使い的才能がある‼」
『猛獣使い的⁉ってどんな才能ですか⁉』
「この学園の生徒は優秀な魔法士の卵です。しかし、優秀が故にプライドが高く、我も強く
他者と協力しようという考えを微塵も持たない個人主義かつ自己中心的なものが多い。」
「ほとんどいいこと言ってねーんだゾ」
そんな人たちばっかりの学校に来ちゃったのか…と隣にいるエースくんとデュースくんに目をやるとなんとも言えない顔で学園長の方を見ていた
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夢羽(プロフ) - 初めまして。素敵な作品をありがとうございます！定期的に読み返してはエースくんにときめいています… ご多忙だとは思いますが、更新されるのを楽しみにしてます。 (2020年4月27日 0時) (
レス) id: a29a4246c6 (このIDを非表示/違反報告)
- 特別生とは…？特待生とはまた違うのでしょうか。聞いたことの無い響きですが… (2020年4月19日 21時) (レス) id: b7946a7302 (このIDを非表示/違反報告)
あんのーう芋(プロフ) - はじめまして、好きです(唐突の告白) この小説でエースくんのかわいさに目覚めました…ありがとうございます… これからも楽しみにしてます！ (2020年4月3日 1時) (レス) id: d10e65dca4 (このIDを非表示/違反報告)
うめもち - めっちゃくちゃ好きです！！すごいキュンキュンして最高すぎます！wこれからも頑張ってください！！ (2020年3月29日 13時) (レス) id: a90799e521 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 更新楽しみにしています。 (2020年3月28日 19時) (レス) id: 1a14a16763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木村 | 作成日時：2020年3月19日 11時
