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じゅうはちわ ページ21

「なんだあのヤバいの⁉」
「あんなの居るなんて聞いてねーんだゾ‼ はよ逃げろ!」
「めっちゃエグい! でもアイツ石がどうとか言ってなかった⁉っていうかA生きてる⁉」
「えぇ⁉」

エースくんがチラリと私を確認してくれるがいかんせんビビりまくって声が出ない。怖い。
とりあえず頷いておいたが流石に顔色が悪すぎたのか手を強く握ってくれた


「イジ…イシ、ハ…ワダサヌ…!!!」

足を必死に動かしながら声を聞くと確かにイシについて言っている。

「やっぱりここに魔法石はまだあるんだ‼」
『ぐ、グリム‼出番だよ天才魔法士‼炎でレッツゴー‼』
「むむむむむりむり!いくらオレ様が天才でもあんなのに勝てっこねぇんだゾ‼」
「だが魔法石を持ち帰れなければ退学…僕は行く‼」
「冗談でしょ⁉」
『ちょ!デュースくん⁉1人じゃ危ないって‼』


そんな私の声を無視してモンスターに突っ込んでいくデュースくんはものの数分で弾き返されてしまった。
そんなデュースくんを呆れた様に一瞥し次はエースくんにが魔法を仕掛けた…が、これも微動だにせず弾き返される始末。グリムの炎も効かず少しでも弱点を見つけようとモンスターを見ているとモンスターの背後でキラリと何かが光った。


『いま、何か光った様な…』
「あいつの後ろ‼坑道の奥で何か光って…」
「あの光は、魔法石…⁉」


私達に魔法石の場所を知られるとモンスターはより一層大きな声で叫んだので流石にマズいと感じ4人で家のあった場所まで死ぬ気で逃げて来た



「ここまで来れば大丈夫か?」
『あのモンスターは見えないから…大丈夫だと思、う…』
「いってぇ…何だったんだよさっきの!あんなの居るなんて聞いてねーって!」
「ただのゴーストではなさそうだったな…」


先程のモンスターの事を考えているとエースくんが諦めて帰ろうと提案した。が、またもやその事でデュースくんと一触即発に。
何故かキャラが変わってヤンキーの様にキレるデュースくんに上手にそれを煽り返すエースくん


そして間に挟まれるグリムと私。何この状況


『う〜ん、魔法で取り寄せたりって出来ないのかな?』
「先程学園長が言っていた通り魔法は万能ではない、強くイメージ出来なければ具現化しないから大掛かりな魔法や複雑な魔法には訓練がいる。」
「だから魔法学校があるんだけどね。思い浮かべた魔法を使うにはかなり練習が必要ってわけ。」

じゅうきゅうわ→←じゅうななわ



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夢羽(プロフ) - 初めまして。素敵な作品をありがとうございます!定期的に読み返してはエースくんにときめいています… ご多忙だとは思いますが、更新されるのを楽しみにしてます。 (2020年4月27日 0時) (レス) id: a29a4246c6 (このIDを非表示/違反報告)
- 特別生とは…?特待生とはまた違うのでしょうか。聞いたことの無い響きですが… (2020年4月19日 21時) (レス) id: b7946a7302 (このIDを非表示/違反報告)
あんのーう芋(プロフ) - はじめまして、好きです(唐突の告白) この小説でエースくんのかわいさに目覚めました…ありがとうございます… これからも楽しみにしてます! (2020年4月3日 1時) (レス) id: d10e65dca4 (このIDを非表示/違反報告)
うめもち - めっちゃくちゃ好きです!!すごいキュンキュンして最高すぎます!wこれからも頑張ってください!! (2020年3月29日 13時) (レス) id: a90799e521 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 更新楽しみにしています。 (2020年3月28日 19時) (レス) id: 1a14a16763 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木村 | 作成日時:2020年3月19日 11時

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