にじゅうにわ ページ25
そこからの展開は早かった
やはり先程の攻撃で弱っていたからか協力でうまく連携が取れていたからなのかは謎だが多少、反抗はされたもののモンスターは倒れていった
「はぁ、はぁ…‼」
「やっ…た?」
「勝った…オレ様たちが勝ったんだゾ!」
協力して勝てた事に喜んで3人でハイタッチしている所にささっと移動してニヤけながら見守る
『雨降って地固まるってやつですな』
「…あっ、ち、違う。別にこれは、そういうんじゃない!」
「そ、そーそー!変なこと言わないでくんない?」
「オレ様が大天才だから勝てたんだゾ!力を合わせたから勝てたわけじゃねーんだゾ!」
なんて言い訳をする3人を見てまた情けない笑い方をする。3人とも可愛いな…
「…って。言い訳すんのもダサいか。悔しいけどAの作戦勝ち、かな」
「…あぁ、Aが落ち着いて指示を出してくれたからこうして魔法石を手に入れられた。」
2人の安心した表情を見て抑えていた感情がゴチャゴチャと出てきそうだったから並んでこちらを見ていた3人をまとめて抱きしめる。身長の問題で抱え切れていないけどこういうのは気持ちが大事っておじいちゃん言ってた。
『みんなが無事でほんっとに良かった…』
泣きそうになり声は震えていたが一言、これだけ言えただけで満足だ。
1人勝手に満足していると背中を優しくトントントンっとリズムよく叩かれる
「よかったよかったー。マジ、クッタクタのボロッボロ。早く帰ろうぜ」
「いっぱい魔法を使ったら腹が減ったんだぞ…」
帰るとなると離れなければと少し濡れた目元を服でゴシゴシと拭っていると地面に落ちている謎の黒い石を食べようとしているグリム
『ちょっ‼感動的な感じだったのに‼グリム‼ペッしなさい!ペッ‼』
「う“っ！！！！」
「おい大丈夫か⁉」
「あーあ、Aが止めたの無視して拾い食いするから〜」
グリムを抱き上げて吐き出すよう言うもブルブルと震えたままでそうしようもない。
焦りに焦り、近場の土を掘ってグリムのお墓を即席で作ろうとしたぐらい焦っていると
「う…うううう…っっっ、うんまぁ〜〜い！！！」
「「『え”っ⁉』」」
急に元気になったグリムに驚いて宙に放ってしまったが本人は気にする事なく黒い石の色レポをしている
本当に大丈夫かと心配しても当の本人がピンピンしているんなら…大丈夫…かな?
そんな事もあったがデュースくんの声で本来の魔法石を学園長に渡すというミッションを終わらせに学園へ帰ろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1449人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢羽(プロフ) - 初めまして。素敵な作品をありがとうございます！定期的に読み返してはエースくんにときめいています… ご多忙だとは思いますが、更新されるのを楽しみにしてます。 (2020年4月27日 0時) (
レス) id: a29a4246c6 (このIDを非表示/違反報告)
- 特別生とは…？特待生とはまた違うのでしょうか。聞いたことの無い響きですが… (2020年4月19日 21時) (レス) id: b7946a7302 (このIDを非表示/違反報告)
あんのーう芋(プロフ) - はじめまして、好きです(唐突の告白) この小説でエースくんのかわいさに目覚めました…ありがとうございます… これからも楽しみにしてます！ (2020年4月3日 1時) (レス) id: d10e65dca4 (このIDを非表示/違反報告)
うめもち - めっちゃくちゃ好きです！！すごいキュンキュンして最高すぎます！wこれからも頑張ってください！！ (2020年3月29日 13時) (レス) id: a90799e521 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 更新楽しみにしています。 (2020年3月28日 19時) (レス) id: 1a14a16763 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：木村 | 作成日時：2020年3月19日 11時
