じゅうわ ページ11
ただいま、ロッカーの前で伊藤くんに抱きしめられて守られています。イケメンすぎる…
伊「てめぇもコイツら好きなんだろ…」
「なんで好きな女にこんな事すんだよ」
井「好き?はっ…甘っちょろいこと言ってんじゃねぇ!!」
突然の大きな声にビクッと反応すると伊藤くんは私の顔を見て更に強く抱きしめてくれた
井「そいつらをヤク中にしてやりたいだけなんだよ!!」
そう言うとチンボスは抵抗をしない伊藤くんを角材で殴り始めた
『いとうくん…もうやだ、やめて』
絞り出した声でそう言うと伊藤くんは私の頭を撫でてさっきより強く抱きしめた
伊「大丈夫、ぜってぇ守り抜くから」
伊藤くんの血が私のおでこに滴り落ちていく
井「何カッコつけてんだよ!どけっつってんだろ!!」
伊藤くんの肩から少しだけ見える思い切り振り下ろされる角材におもわず私も強くしがみついてしまう
伊藤くんの名前を呼ぶや否や辺り一面に吹き出す白
何も見えない中でただ1人、芯の通った声が聞こえた
三「不意打ちクラッシュ!!」
井「な、なんだてめぇは!」
もしかして今日の運勢は1位だったかもしれない
そして多分、ラッキーパーソンはつっぱりだ
聞き覚えのある声にふふっと笑うと体を包んでいた心地のよい暖かさが消えた
それから数分して明美ちゃん達が肩を貸してくれた
明「Aさん!大丈夫スか!!」
『んー、多分?』
明美ちゃんの肩をかりながら開けやすいようにロッカーから距離を置く
三「Aちゃん、京子ちゃん。俺が助けました!」
京「ありがとう、カッコよかった!」
そう言って京ちゃんが三橋くんとハグするのかなと思って見ていたら何故か私に近付いてくる京ちゃん
『え、え?京ちゃん?』
京「A、こんなに怪我しても護り続けてくれてほんとにカッコよかった…」
優しく抱きしめられて首筋が少しだけくすぐったい
京ちゃんに無視された三橋くんが今度は私の方に手を広げて駆け寄ってきた
三「Aちゃーん!」
『ご、ごめんね三橋くん…伊藤くんの方がカッコよかった、です、』
少し照れながら伊藤くんの袖を掴むと伊藤くんは驚いた顔で抱きしめてきた
奥で三橋くんが怒り狂ってるけど伊藤くんも京ちゃんも気にしていない
私を抱きしめていた京ちゃんも支えてくれていた明美ちゃんも伊藤くんの為に離れていった
え、何この空気
伊「おれ、Aちゃんが攫われたって聞いてほんとに焦った、それで、改めてAちゃんの事…」
三「てめぇ、何いい雰囲気になってんだ!!」
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おもち - はじめまして！お話面白かったです！更新頑張ってください！時代に合わない設定などは、私は気にしてません！夢小説なので！あと、もう続きが気になります！更新お願いします！更新しないのですか？ (2020年9月17日 18時) (
レス) id: 9b97fff7dc (このIDを非表示/違反報告)
那喩汰(プロフ) - コメント失礼します、まだ途中までしか読んでないので訂正あったらすみません。谷口ではなく谷川だと思います。更新頑張って下さい。コメント失礼しました。 (2020年8月27日 14時) (レス) id: 7cb02cf353 (このIDを非表示/違反報告)
夢子(プロフ) - もうこの話が好きで好きでたまりません…！とにかく続きが気になります。長らく更新されていないようですがもうされないのでしょうか？更新お待ちしております… (2020年8月23日 9時) (レス) id: 72b9a547c8 (このIDを非表示/違反報告)
Mie - 好きです〜〜…！！ キャラの立て方もストーリーの進め方も大好きです、それに読みやすい！もう続きは書かないのでしょうか？待ってます (2020年8月3日 8時) (レス) id: cefd911627 (このIDを非表示/違反報告)
梨恋 - こんにちは。何時も笑いながら見させていただいてます。口調が似ていて凄いなと思いました。最後に更新してから長い時間が経っておりますが、ずっとお待ちしています。 (2020年7月19日 22時) (レス) id: 9701084540 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木村 | 作成日時：2018年10月27日 16時
