カードが33枚 ページ4
体が異様に冷たくて来ている服もぺたぺたと体に張り付いて凄く気持ち悪い
誰かに名前を呼ばれている気がする、目を覚まさないといけないのに体が言うことを聞いてくれない
ぬぉぉぉ…どうして瞼がこんなに重いんだぁぁ
そう言えば私水槽で死んだのでは…!?
思い出せば凄い胸元を押されていて苦しい、そう思った途端に肺に溜まっていた水が口から出たのが分かる
重たい瞼を開けると泣きそうなヒロシさんとカズヤさん
イケメンにこんな顔させたらもう死刑もんじゃないか、なんてふざけたことを思っていたけれど何か、言わないとだよなぁ…
『お、……おはようございます』
考えるより先に口走っていた。おはようございますって初めの一言がそれってやばいな()
けれど2人共安心した顔で笑っているので良しとしましょう(何様)
カ「俺が間違えた答え言っちゃったか、Aちゃん危ない目に合わせちゃって、ほんとごめん…」
『カズヤさんが居ないと答え押せなかったですよ、私だって全然閃かなかったし!』
ヒ「俺だって選択肢見て悩んでただけだし!あそこで閃いたのは凄いよ」
ねー、と2人して顔を合わせるとカズヤさんはポカンとした顔を笑顔にして抱きついてきた
ヒ「はっ!?」
カ「俺、Aちゃんが消えちゃうと思って、ほんと心配した」
カズヤさん…濡れますよ()
肩口に顔を埋めてぐりぐりしてくるカズヤさんは犬かな?大型犬かな?お?
『カズヤさん、甘えたちゃんですね…ヒロシさんも、濡れるけど来ますか?』
冗談で笑いながら言うと少しムッとした顔で後ろから抱きついてきた
え、え、冗談で言ったのに…めっちゃ2人可愛いやないか…むり、母性本能爆上がり
ヒ「俺、ちゃんとAちゃんの役に立てたかな、」
『めっちゃ助かりましたよ、ヒロシさんが助けてくれなかったら私マジで死んでましたよ〜』
2人が更に強く抱きしめて来るのを苦笑いしながら撫でていたら外からドアの開く音が聞こえた
『あ、鍵開きましたね…外出ましょうか』
まだ甘えたな2人の手を引きながらドアを開ける
暗い暗幕の張られた通路を通って外に出ると眩しくて目が殺られるかと思った(マジで)
40分ぐらいのゲームなのに外に出ると太陽が凄く懐かしく感じる
ぽかぽかであったかい、これなら冷えた体もすぐに暖かくなるだろうと思っていると横に居たカズヤさんが慌てたように私の前に立つ
カ「Aちゃん!!服!めっちゃ透けてる!」
あ、寒いなと思ったら服も濡れてたからか(馬鹿)
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玲愛(プロフ) - ?まる○さん» 作者さんにも色々あるんだと思いますよ！あまり急かさず、気長に待ってましょう！ (2019年3月31日 0時) (
レス) id: 5be1506abf (このIDを非表示/違反報告)
玲愛(プロフ) - とても面白くて、一気に読んでしまいました！！自分のペースで大丈夫なので頑張ってください！待ってます！ (2019年3月31日 0時) (レス) id: 5be1506abf (このIDを非表示/違反報告)
?まる○(プロフ) - 更新まだですかぁ、、 (2018年12月23日 13時) (レス) id: 29822d0235 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きさん - 峰子さん結婚しましょう (2018年10月28日 15時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
marry(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2018年10月7日 22時) (レス) id: 6123421f8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木村さん | 作成日時：2018年8月11日 16時
