私が絶対に守る ページ33
しばらくすると
またジュンスのコップは並々と焼酎が注がれている。
ずいぶんマメなクソジジイだな。
でも酔っぱらって隙だらけ。
椿さんにデレデレしている隙にまたコップに手を伸ばした。
ｼﾞｭﾝｽ「あのっ…」
A「え…」
急にジュンスの手が私をつかんで
驚いて顔を見た。
ｼﾞｭﾝｽ「そんなに飲んだらAさんが…」
ジュンスは小さい声でそう言うと、
泣きそうな顔で私の目を見た。
A「大丈夫です。
私はまだ余裕ありますから。
ジュンスさんは飲んでるふりだけしててください。
沼田さんこの後業者さんと飲みって言ってたから、それまでの辛抱ですし。
もう少ししたら、隙を見てトイレに立ってください。」
ｼﾞｭﾝｽ「でも…」
ジュンスにしか聞こえない小さい声で
淡々と説明した。
不安そうなジュンスの手をそっとはがして、
またグラスの半分くらいまで飲んでテーブルに戻した。
沼田「柏木〜飲んでないじゃないか！
つまんねーな。ほら飲め飲め。」
ほら。
飲まないとこういう風に言われちゃう。
私に任せてくれればいい。
ﾁｬﾝﾐﾝ「無理しないでください。」
それから何回飲んだだろうか。
さすがに辛くなってきた。
さくら「Aさん！
沼田さんテニスやられるんですって。
Aさんて大学までテニスやってましたよね？」
A「え！そうなんですか？
今でもたまにコートとってやるんですよ。
どの辺でやられてるんですか？」
よし今だ。
こっそりジュンスの腕を引っ張って
「今行って」
と目で合図を送った。
ジュンスがトイレに立ち
私が沼田の隣に座った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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こたまろ(プロフ) - はじめまして、ミランさん＾＾面白くて読むのを止められません。睡眠不足も眼精疲労も主人公たちよりは寝てるじゃんと自分に活を入れ家事をちゃっちゃとこなして また続きを読んでいます＾＾ (2014年11月8日 7時) (
レス) id: 3075a59727 (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - はじめまして！あまりの楽しさにコメントさせて頂きました!!(笑)黒霧にれんととは…何とも通ですね。(笑)ミランさんのお話、賑やかですごく楽しいです!!先も長そうなので、少しずつ読ませて頂きます(о´∀`о) (2014年7月13日 22時) (レス) id: 72c4c4cbac (このIDを非表示/違反報告)
ゆんける - 初めまして！いきなりのコメント失礼します！ミランさんの作品初めて読みましたが面白すぎます！つっこみが面白すぎて一人で笑って読んでました(笑)ツボです(笑)これから続き読みます♪楽しみです♪ (2013年12月8日 23時) (レス) id: 7a2f8d8391 (このIDを非表示/違反報告)
kp6002(プロフ) - 読み始めたら、止まらなくなって来ちゃいました！途中でやめられるか心配（笑）すっごく面白いです！続きも楽しみ☆ (2013年7月17日 23時) (レス) id: 49819137a2 (このIDを非表示/違反報告)
jankochan(プロフ) - こんばんわ☆君チェ気になりながら、やっと読みに来れました！(^-^)めーっちゃ面白いです！！物語の中に引き込まれて完全にハマりました☆これから家事や育児の合間に読むのが日課になりそうです♪楽しみがあって癒されるし幸せをありがとうございます(*^-^*) (2013年6月16日 0時) (レス) id: c7338d5693 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キム・ミラン
| 作成日時：2011年8月14日 21時
