百四十五話 ページ42
ゴーシュ「ガーン！！」
ﾋﾟｼｯ
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
マリー「確かに私達、色んな人に酷い目に遭わされ
たけどシスターや教会の子達は違うもん！
私がお兄ちゃんと離れ離れでも寂しく
なかったのは皆がいたからだよ！
お兄ちゃんが魔法騎士団になれたのだって
そうでしょう？」
ゴーシュ「クッ………」
マリー「人は、繋がって生きているんだよ。
皆がいるから今の私達があるんだよ！
お兄ちゃん！」
ゴーシュ「…………」
マリー「それに、皆を守るのが魔法騎士団
でしょう？お兄ちゃんが魔法騎士団なの
私の自慢なの！私の自慢の格好いい
お兄ちゃんでいて！」
ゴーシュ「マリー………」
マルコ「おーい！！こっちこっちー！」
マリー「あっ！マルコ！」
ｽﾄﾝｯ
マリー「良かったぁ、無事だったんだね！」
マルコ「シスターとアスタ、それにユウが助けて
くれたんだ！」
マリー「流石シスターとアスタとユウ！」
ゴーシュ「小僧、そのローブと………」
ゴーシュはチラッとマルコの肩に乗っている狐を見た
ゴーシュ「その狐は？」
マルコ「ローブはアスタが貸してくれて、この狐は
ユウが出してくれたんだ。
皆を助けに行く間僕が寂しくないように。
魔法騎士団の勇気が宿ってるって！」
マリー「お兄ちゃん、マルコとここで待ってるから
皆を助けに行って！」
マルコ「マリーは僕が守るから任せてよ！」
ゴーシュ「絶対だぞテメェ、クソガキ……
マリーに何かあったら許さねぇからな」
ゴーシュはマルコの頭を掴みながら言った
マルコ「えぇ………」
マリー「お兄ちゃん……！」
子供「マルコ！マリー！」
マルコ「あ！」
マリー「皆！」
子供「無事で良かったぁ」
マリー「うんうん！」
子供「シスターとユウの魔法で逃げてきたんだ！」
子供「アスタとユウが守ってくれたけど、
あの化け物凄く強くて……」
マリー「大丈夫！お兄ちゃんが一緒に戦うから！
だってお兄ちゃんはアスタとユウと同じ
魔法騎士団だもん！」
「「「「わぁ！」」」」
子供「アスタとユウと同じ？」
子供「じゃあもの凄く強いんだ！」
マリー「うん！」
ゴーシュ「マリー、ちゃんと隠れてるんだぞ」
マリー「うん！」
ゴーシュ「おい狐。ユウの何かならマリーを
守れよ」
狐娘「わかってるわよ！」
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キムチーズ - き、気づきませんでした………教えていただきありがとうございます！ (2022年2月11日 21時) (
レス) @page18 id: 8a629c3973 (このIDを非表示/違反報告)
なーくん - 百二十一話の最後、「頬」じゃなくて「額」になってましたよ〜(*´∀｀*) (2022年2月5日 17時) (レス) @page19 id: 3094d2839f (このIDを非表示/違反報告)
キムチーズ - 本当ですか！？嬉しいです！(≧▽≦) (2022年1月5日 13時) (レス) id: 8a629c3973 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 最高でした！ありがとうございます！ (2022年1月4日 19時) (レス) @page18 id: 5dcb6efa1d (このIDを非表示/違反報告)
キムチーズ - 作品のことですか？いいですよ！ (2022年1月4日 12時) (レス) id: 8a629c3973 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キムチーズ | 作成日時：2021年10月15日 5時
