テテの双子のヌナ

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それから私は片付けを始めた




JM「手伝うよ」




『大丈夫だよ。疲れてるでしょ？』




JM「それはAもでしょ？今日ご飯作ってもらったし、お礼！」




糸目になってふわっと笑うジミナに負け




『じゃあ、お願いします』




了承してしまった




私が好きでやってることなんだけどなー




チラッと横を見ると、袖から伸びた血管が浮かぶ腕が目に入った




私が洗った皿を拭くだけなのに




筋肉質な腕が何ともまぁ…アレですよ




JM「どうかした？」




『何でもないよー』




やばい、ずっと見てることがバレてしまう




それからは皿洗いに集中…できるわけでもなく




手から滑って皿が床に落ちてしまった




ガシャーンと割と大きい音が出た




JM「びっくりした…大丈夫？？」




『大丈夫！でもお皿が…』




JM「テヒョナのやつだ。Aなら大丈夫でしょ」




『そっか。なら大丈夫だね。あ、片付けないと』




しゃがんで破片を拾うと、チムも破片を集め始めた




『……ったぁ』




JM「どうした？うわ、切れちゃってる」




チムは私の手を取って




そのまま口に含んだ




『ちょ、なにしてんの？？』




JM「痛い？」




『痛くはないけど…』




いや、人の血なんて舐めるの汚いよ




人の血って飲んだらダメなんだよね…




病気になっちゃう！




『人の血舐めたら病気になるよ！』




JM「ならないよ」




指を口から離すと、最後にペロッと舐めた




JM「あとは洗っときな」




結局洗うんかい




私の頭をポンポンとして残りの破片を片付けていった




『なにしてくれてんだあの餅』




心臓に悪いわ！




テヒョナからされても何も感じないのに




これは何？

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