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「ヒョン！そうじゃないって！！」
「いやいやこうでしょ！」
扉の向こうから聞こえる声にくすりと笑みをこぼす。
昼食後、浴衣を着ようと隣の部屋へ男性陣がこもったきり、早2時間。
(さすがに遅すぎじゃない...？笑)
ネットもあるし自分たちで着れるよ！なんて意気揚々としていたけど、私も手伝いにいけばよかったかな、なんて思う。
そんな私はすっかり準備を終えてリビングでまったり中だ。
『まだー？？笑』
声をかけると、グクがドアの隙間から顔だけひょっこり出した。
「もうすぐ！あとテヒョニヒョンだけ......って、え、Aヌナ...」
こちらを見るなり固まってしまったグクに不安になる。
『え、何？変？』
「いや、とりあえず、もうすぐだから！！」
『？？了解〜』
そのまま部屋へ戻っていったグクに、変なの。って笑ってコーヒーをすすると、その直後部屋の向こうからグクの大声が聞こえてきた。
「Aヌナ綺麗すぎるんだけど！！今まで見た浴衣美女の中で一番綺麗！！ほんとだって！！」
思わず口に含んだコーヒーを吹き出しそうになる。
今までで一番ってそんなわけ。ありがたいけど恥ずかしい。
グクの言葉の直後バタバタと言う音が聞こえてすぐに部屋の扉がバタンと開いて、こちらと目が合う。
『ソクジンさん？笑』
目が合うなりこちらへ近づいてくるソクジンさん。背が高いから紺の浴衣がよく似合っているなあ、なんて思っているとふわりと抱きしめられた。
『え、あの、ちょっと...！？』
「だめ。可愛すぎて他の人に見せらんないこんなの。なんでこんなに可愛いの...』
私だって女の子だ。こんなに耳元で可愛いを連発されると誤解しそうになるし顔があつくてソクジンさんの方を向けなくなる。
『ソクジンさん、あの、恥ずかしいから...離れてください...』
「可愛いからやだ。」
ひええ、こんなキャラだったっけ...。
本当に恥ずかしいから早く離れてほしい。
どうすればいいかわからず固まっていると、「こーら。困ってるでしょ。」なんて言いながらグクがソクジンさんを引き剥がしてくれた。
(うわあ...)
ソクジンさん、グク、そしてテテ。
いつもはあんまり意識してないけど、こうして3人並ぶと本当にイケメン揃いだ...
もう少しちゃんと化粧したらよかったな、なんて思った。
「お待たせヌナ。れっつごーお祭り！」
そう言ってはしゃぐグク。グクの後ろで小さく微笑むテテがあまりにも綺麗で、私の胸がとくんと跳ねた。
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続く (更新停止中)
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kaho(プロフ) - みーたん♪さん» みーたん♪さんありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡また更新していくので応援よろしくお願いします！ (2017年7月17日 5時) (
レス) id: 551b2f72f9 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん♪(プロフ) - 温かくって好きです。更新頑張って下さい。 (2017年5月31日 21時) (レス) id: 443256ac3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kaho | 作成日時：2017年3月17日 22時
