これ、どういうことですか？

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”また早く予定立てて会おうね、
今度はお互い彼氏の紹介できるように頑張ろ♡”








飲み過ぎたな、と水を数口飲んでベッドに横たわった。






明日仕事なくてよかった。









イェスルからの連絡に返信する気力もなく、私は眠りについた。









『…ん、』







まぶし。







起きたら朝の9時で、
私はむくむくと起き上がって洗濯を始めた。








ふと鏡に映る自分を見て、大絶叫。





昨日私、化粧落とさないで寝た？









『…化け物かと思った』






一旦まず顔を洗おう、そう思って水を出した時だった。









ピンポーン








インターホンが家中に鳴り響いた。









なんだろ、とドアを開けると
黒いスーツを身にまとった男がこちらを見下していた。





「失礼いたします、
カンAさんでお間違い無いでしょうか？」


『はい、そうですけど…っ、』






私が返事するなり、誰かによって
無理矢理ドアを開けられた模様。
驚いて、腰を抜かすところだった。




『なっ、！』




目の前に現れた男、忘れない。
忘れるわけがない。




「久しぶりだね、ブス」




キムソクジン。



「ヒョン、女性に向かってブスだとは
少々御言葉が酷いのでは。」

「ドア開けた瞬間、化け物が出てきて
声をあげそうになったよ。ナムジュニもでしょ？」





鼻で笑いながら話すそいつの顔には、見覚えがあった。

幼い頃の面影を残しつつ、
成長しても尚崩れることを知らない容姿。


その容姿からは想像できないほどに
性格は拗れに拗れまくっているキムソクジンに違いない。






『失せてくれるかな、この手があんたの顔面にクリーンヒットする前に』

「うーん、できれば俺も忙しいし帰りたいんだけどね。
大人の事情ってやつで、君と話をしたい。
とりあえず10分待つからその…汚い顔面を何とかしてきてくれるかな？ぷっ、」

『は…？あんたねぇ…』


笑いを堪える姿にも苛立ちを覚える。



「じゃ、よーいスタート」



ドアを閉めようとしたキムソクジンに
ちょい待て、と止めに入る私。




『その話っていうのは、今ここでできないの？』

「説明すると長くなる。」

『じゃあ説明はしなくていいから、話の要件だけ教えて』

「結婚しよう」





…はい？





『…？？は、なに』

「結婚しよう。俺たち」

『ごめん……うん？』

「だから、結婚し」

『それは聞こえてるから！！！』









頭でも狂ってんのか

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