蝶柄の着物が似合う君 12 【坂田銀時】

ピンクすぎた(謝罪) ページ22

Aside







銀｢こっちの方がしやすい｣




彼の右手は変わらず私の左手を握ったままだけど反対

の手は私の頭に添えて逃げれないようにする







もう一度始まったキスの雨









更には舌まで入って来て頭がくらくらする









｢...ぁ､...ぎ､ん｣












やっと解放された口に酸素が入っていく







銀ちゃんも少し息が上がっていて､2人の吐息と

静かな水の音だけがお風呂に響く












肩で息をしていると頭にあった手が動きそっと

抱き寄せられ












銀｢...A､可愛い｣








なんて耳元で囁いてくる












恥ずかしくて目を瞑るとやんわりと耳たぶを咬まれ

体がびくつく







｢ぁ､ぎん､ちゃ､何して｣







顔を傾けて逃げようとするが離れるどころかちゅ､と

吸われる




｢ゃ､...｣





彼の右手は未だ私の手を握っている



左手が動いてごつごつした手が横腹をなぞる





変な感じがして身震いする












やっとの事で押し返した彼の頭










離れてくれた､と思ったのも束の間



首筋に口が行き口付けされ跡を付けられる





1つ付けたらまたもう1つ､と首に増えていく印






｢ん､...｣











段々下がっていき､ふと銀ちゃんが止まった









銀｢昨日のやつ､消えかけてんな｣




ちら､と私を見たあと､昨日の朝私が寝てる間に付けた

印の上をもう一度吸って跡を付け直す







もう頭が回らない





爆発しちゃいそう











胸元にもいくつか跡を付けてくるのを目を瞑って

耐えていると










銀｢目あけて｣





ふいに頭を優しく撫でられゆっくり目を開ける








銀｢ん､いい子｣





優しいキスをしてきて､微笑む




その顔にきゅんとして胸の奥がきゅ､となる










今度は頬にキスしてきたかと思うと


















銀｢...タオル､取っていい？｣




と､体に巻いてるタオルに手をかける








｢だ､め...！｣





くらくらする頭で抵抗する





銀｢銀さん結構限界なんだけど｣






優しいキスが口に落とされた後､もう一度だめ？

と上目遣いで聞いてくる





同時に腰をそっと撫でられてそこだけ余計に熱くて､

そろそろ頭も限界で視界がぼやけてくる





銀｢...え､A？大丈夫か？｣





焦った銀ちゃんの顔がはっきりしない視界に映ってる

が段々意識が薄れていく













(キャパオーバー...)

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