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朝。
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いつもと同じご飯。
いつもと同じニュース番組。
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のんびりと準備しているとインターホンが鳴った。
N「はーい」
受話器を取ると声はいつもの主。
M「迎えに来たぞー」
ジュンくんはいつも僕を迎えに来る。
あの人がいなくなってから毎日毎日…。
N「待って、今降りる。」
よし!
戸締りよし!
ガスの元栓もよし!
電気もよし!
忘れ物もよし!
靴を履いて玄関に出て鍵を閉める。
今まで隣の部屋には誰も住んでいなかったのに
なんだか朝から騒々しかった。
N「誰か引っ越してきたのかな?」
他人にあんまり興味がない僕は
誰が引っ越してきたのか確認せず
ジュンくんが待っている駐車場に向かった。
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N「ごめんジュンくん今日も迎えに来てくれて」
M「いやっ別に俺が勝手に迎えに来てるんだから
謝んなよ」
頭をゆっくり撫でられる。
N「んふふ、ありがとっ」
M「んじゃ、行くか!」
僕は助手席に乗り込む。
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：黄桃 | 作成日時：2011年8月4日 11時
