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布団に入ると瞼はだんだん重くなってきて
なんだかゆらゆら、ゆりかごに揺られているように
僕は眠りについた。
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「成瀬…さん?」
「起こしてしまいましたか」
「どこか行くの?」
「…・・ちょっとでかけるだけだよ」
僕の髪を撫でる。
また・・・眠気が僕を誘う。
「行かな・・・いで」
「大丈夫、必ず帰ってくるから」
「いやっ…傍に・・いて?」
「 」
「えっなんて?」
何もわからない。
ばたんっ
大きな音をたてて扉は閉まった。
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N「んっ…」
目を開けるとそこには・・・あなた?
「すっ・・すいません!あの・・・鍵が開いていたもので…・・・」
N「オオノ...さん?」
ぎしっ
スプリングが軋む音。
オオノさんがそっと僕の傍に座る。
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僕の頬にオオノさんの指が触れる。
O「本当に…・・・のようにそっくり…」
何がそっくりなのかわからず、
オオノさんの唇が僕の唇に触れた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：黄桃 | 作成日時：2011年8月4日 11時
