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困惑のまま家に帰り､あっという間に次の日…
急いで大学へ行き､流石に昨日会ったばかりだ､それに昨日の口調から先輩な様な気がして俺が居る所は流石に知らないだろう､そう思いつつも彼の学生証を手中に入れている俺は､どうしようか､と悩んでいた.
次第に人が増えていき､ガヤガヤとした教室内の喧騒…
嗚呼､彼は見当たらない､
ほっとしたのも束の間､
「…Aくん､誰か呼んでるよ?」
扉の前で俺の名を言うその人は､手招きをしていた.
嘘だろ???いや嘘々…な訳ない…
『…あ､うん､ありがとう』
小走りして教室の外へ向かった.
途端､手首を思い切り掴まれて片足だけで崩れるように俺は体制を傾けた.
『…て､…』
「よお､淫乱メイド」
『…なっ､辞めてください!!』
何でこの人大声で言うんだ?!
目を細めながらやめてくれ､と懇願した.
「嫌々言ってるとまた言うぞ､お前は俺に指図すんな､分かってんのか?」
黒のジーパンのポケットからスマホを取り出した彼は､昨日の俺の写真を見せてきた.
『…さ､最低ですね…消して下さいよ!!』
「は…威勢いいじゃねえか､」
彼はぬっと俺に顔を近付けてきた､
「…俺の周り､ゲイ多いんだよな､それで､
この写真回ったら…どうなるか分かってんだろうな?いい子だから分かるだろ､体で教えなくてもな､」
言い終えると同時に､俺の太股を撫でてくる彼.
『…う､せ､先輩!!…何して､え…』
手をきゅっと掴んで言ってみた､
「何の事だよ」
『…俺の女装した姿見て赤面してた先輩はノンケなんですか?』
こっちもこっちで言ってやろう､
その後なんてどうでもいい､
すぐに歯向かわない彼の顔を見つめてみると､あの夜のように赤面していた.
「…､」
何も言わず､彼は俺の頭を一発叩くとそそくさと走って行った.
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.misaki. - 面白いです!!更新頑張ってください!! (2019年12月21日 23時) (
レス) id: ce4fe6e42d (このIDを非表示/違反報告)
ぴ !(プロフ) - ☆SIRO★さん» コメントありがとうございます!!本当ですか!?美味しい設定にしてみたかったんです…ふふ､() (2019年12月12日 22時) (レス) id: 420b27c027 (このIDを非表示/違反報告)
☆SIRO★(プロフ) - 大好物なジャンル設定です。← (2019年12月12日 1時) (レス) id: c894bfb1ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴ ! | 作成日時：2019年12月8日 13時
