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『…は､…え､えっ､や､やるって』
団体席で個室制の居酒屋の為､彼は容易に俺をひんやりとした床に押し倒して下唇を噛んだ.
「にしても俺より似合う奴いんだな.
なあ､お前慣れてそうじゃん､強請ってみてよ」
ぶわって顔がどんどん熱くなってきて､腕で隠すと､強い力で剥がされる.
『…ごめんなさっ…い､そういうつもりじゃ…』
俺の上に跨る彼は､膝を曲げて恐怖か何かで床を小さく俺の足に気付いたのかタイツの上から つーっと、俺の足をなぞってきた.
『…っく､擽った…辞めてください…』
「嗚呼…凄え興奮する､」
俺の頬を撫でて.
『…怖いです､その､』
「…何だお前､経験者じゃねえのか.
だからそんなに初々しい反応して…まあいいや」
俺の上から降りれば､彼は咳払いした.
ポケットからスマホを取り出し､フラッシュ付きで押し倒され動けずにいた俺を写真で撮ると彼はくく、と微笑んだ.
「さっき凄え俺の事舐めてきたから罰な､
大学デビューがこうなるなんて最悪だろうけどまあ頑張れよ､じゃあな」
『…そ､嘘そんな､』
腰を上げた彼に､自分も勢いよく起き上がりどうしよう､と強く悩んでいると彼は個室から出ていって､
ひらり､学生証が落ちてきて､
まるでそれは何かを引き合せる様なもので.
すぐに学生証を手に取り彼の名前を確認する､
『…“ミン､…ユンギ…”』
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.misaki. - 面白いです!!更新頑張ってください!! (2019年12月21日 23時) (
レス) id: ce4fe6e42d (このIDを非表示/違反報告)
ぴ !(プロフ) - ☆SIRO★さん» コメントありがとうございます!!本当ですか!?美味しい設定にしてみたかったんです…ふふ､() (2019年12月12日 22時) (レス) id: 420b27c027 (このIDを非表示/違反報告)
☆SIRO★(プロフ) - 大好物なジャンル設定です。← (2019年12月12日 1時) (レス) id: c894bfb1ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴ ! | 作成日時：2019年12月8日 13時
