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NMside
彼女は魔性だ。
平気で俺のことかっこいいとか素敵とか言ってくるし
俺の言葉で顔赤くなるし
抱きしめてもおでこにちゅーしても
怒らないし。
あああああどういうこと？
頭の中Aさんでいっぱい
YG「おい、さっきからうるせーぞため息」
「ああすみませんユンギヒョン」
今何してるんだろ。
来月はいつ来るかな
ユンギヒョンのシフトの時間に来られたら困るし...
「はぁ。」
YG「だからうるせーって。何だよ最近ナム、おかしいぞ。新しいデザイン描いてねぇなんて」
「おかしくないですよ。俺だって悩む時あります。」
YG「あ？何だよ恋煩いか？」
「ﾌﾞﾌｯｯここここ恋！？俺が！？」
何言ってんだよ頭おかしくなったのかユンギヒョンは。
恋？そんな、俺が？
YG「モロそうじゃねぇか。で、どこのどいつだ？どんなやつなんだよ。」
「俺はまだ恋とは認めてません。」
YG「あーわかったわかったからそのお前の頭ん中にいる女、どんなやつ？」
「なんで楽しそうなんですか、まぁいいです。Aさんは俺の時間帯に来るお客さんです。美しくて可愛い人。ユンギヒョン、寝てるから見たことないんですよ。」
YG「お前急にめっちゃ喋るやん。ふーん、そいつがねぇ。ま、来そうな日言ってくれたら俺も起きるわ。」
ヒョンが興味持つなんて珍しい。
興味無さそうにしてるけど絶対興味ある。俺にはわかる。
「でも、不思議な事一つあるんですよね。Aさん、絶対俺のデザインした服買ってくんですよ。俺、なんにも言ってないんですけど」
YG「へぇ...なるほどね」
そう言ってユンギヒョンは表に出て接客(立ってるだけ)し始めた。
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作者名：ぽろわにむ | 作成日時：2017年10月19日 19時
