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ああ〜仕事疲れた...
なによついでに資料まとめてって
こっちはやっと終わって帰ろうってのに
そのカツラ取ってやろうかって
とかそんな事考えてるうちに
もう待ち合わせ場所に着いた
ちょっと早かったかな?10分前。
どんなけ楽しみにしてんだって思われるかな
NM「Aさん?」
「ナムジュンさん!!ぅわっ!!」
私の正面は地面
じゃなくてナムジュンさんの腕の中
いい匂い、する。どこの香水かな
NM「大丈夫ですか!?」
「あの、ナムジュンさん離してもらっても...」
NM「! すいません!」
ナムジュンさんってスタイリッシュに見えて
意外と天然?なのかな?
でも、もうちょっとひっついていたかったな
NM「あの、手、寒くないですか」
そう言ってナムジュンさんは手を繋いで
コートのポケットに入れる
心臓、壊れそう。うるさいうるさい
NM「こうすると暖かくないですか?」
2回目の照れた微笑み、
ずるいなナムジュンさんて。
誰にでもこんなことするのかな
嬉しいはずなのに、ちょっとだけチクってする
「暖かいです。ナムジュンさんて大胆なんですね笑」
そう言うとさっきの余裕の表情とは打って変わって
みるみるうちに顔が真っ赤に。
可愛い。笑
NM「やー、!見ないでください。みっともない顔してる、きっと。!」
「ふふっ。ナムジュンさんはみっともなくないですよ!素敵です!かっこいい!」
そう言うと耳まで真っ赤に染め上げるから
思わず意地悪したくなっちゃうって
「わっ」
突然また視界が黒いコートの中。
NM「ごめんなさい抱きしめたくなりました。」
どくんどくん
ナムジュンさんに鼓動が聞こえるんじゃないか
ってくらいうるさい私の鼓動。
NM「ずるいです。俺ばっかり赤くなって」
NM「Aさんも、赤くなってください」
ちゅっ
額に軽いリップ音がした。
私の顔は熱い
NM「顔、赤いですよ?」
「誰のせいだと...」
NM「俺のせいですね。いきましょう。」
にっこり微笑んでまた私の手を取って歩き出す。
デートってより散歩だけど
そんなことが肝心じゃなくて
ナムジュンさんと入れるってこと。
それが一番幸せ。
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作者名:ぽろわにむ | 作成日時:2017年10月19日 19時