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に ページ4
「本当に…………ごめん。」
謝らないで
そう声を掛けた。
けど、凄く辛そうで、それ以上なにも言えなくて、
ただ、傍に居た。
背中をさすると、たちまちジェルくんの
瞳から零れ落ちる、無数の雫。
肩を震わせ、声をしゃくりあげていた。
ジェルくんと、メンバーと、出会えて本当に良かった。
今まで辛い過去があったけど、
それより、越える位に楽しい思い出を貰って。
家族みたいに一緒に道を歩んできたジェルくんが、
お休みするって決めたとき、
本音を言っちゃえば、とっても悲しかった。
そう言ってしまったけど、
ジェルくんが大好きだから、どんな選択したって、
いいんだよ。
待ってる
なんて言っちゃいけない気がするけれど、
言っちゃうよ。
「待ってるのよ!!」
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作者名:もぐ@わんこ | 作成日時:2022年8月13日 0時