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箱 ページ3
「今日の俺…笑えてた………かな………?」
段々と、苦しそうになっていくジェルくん。
見ていると、僕も苦しくなって。
ジェルくんが何処かへ行ってしまいそうな気がして。
何か、ジェルくんの心を和らげてあげられるような、
そんな言葉を探しても、
中々見つからなくて。
口を開けては、閉じて。
口は開いても、空気しか出なくて。
放送の時も、ジェルくんの落ち着く声と大阪弁とで、
たくさん盛り上げてくれたよね。
僕なんか、よくジェルくんのことをいじったり、
嫌いアピール、みたいなことをしたり。
だけど、本当はジェルくんが大好きだよ。
ジェルくんがちょくちょくいじってくれたお陰で、
こうなれて良かったって思える、僕になれた。
ジェルくんだって辛かったのに、
感情的になって、嫌だって言って。
ジェルくんを困らせちゃってごめんね。
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作者名:もぐ@わんこ | 作成日時:2022年8月13日 0時