好きで好きで好きで。　【ARS】 (ページ9)

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どうしますか？　ページ9

二宮「はぁでもよかったよ会えて。」

「すいません。迷惑かけたくなくていろんなこと内緒にしてたのに。っていうか収録が終わったら、それで終わりだって思ったから・・・・・。」

二宮「見てないの？あの紙。」

「見たよー。びっくりして、最初意味わからなかったよ。あれってニノの？」

二宮「おれの電話番号。なんかあやしいなーって思ってて、収録終わる前にみんなの電話番号とか控えたりしないだろうなーって思って。デートでメシ食べたときお店のナプキンに番号書いたの。」

「解散したら見てなんていうから何かと思ったけど。『気軽にかけてね』って嬉しかったけど、やっぱりかけれなかったよ。」

二宮「待ってたのにかかってこないんだもん。一応教えられた番号に電話したしメールしたけど、案の定ダメだったし。」

「だってそれがスタッフさんとの約束だったから。自分の本当の連絡先は教えない。教えられた連絡先はメモらないって。」

二宮「それ、バカ正直に守る人いないと思うけど・・・・。」

「いやーあくまでビジネスかなって(笑)だってお仕事でしょ？」

二宮「そのつもりだったんですけどね、確かに。でも、もう完全にみんなの心つかんじゃってますよ？」

「・・・・・。」

二宮「どうする？今なら病気のことも入院のことも、おれがここに来たこともなかったことにできるよ？Aちゃんがもう関わらないで欲しいって言うんだったら、おれは家見つけられなかったことにする。・・・・・どうしてほしい？」

「・・・・・・・。あたし、みんなに迷惑かけるのは嫌なの。みんないい人で、本当に優しいってことはよーーくわかったから。だから・・・・。」

二宮「みんな、必死でしたよ。なんとか連絡取る方法はないかって。下の名前しかわからないのに探す方法考えてましたから。最悪スタッフを脅そうって話まで(笑)」

「なにそれ(笑)」

二宮「教えてくれないなら番組ボイコットするって(笑)いつもだったら怒る潤君まで納得しちゃって・・・・。(笑)」

「あらら(笑)」

二宮「ちなみにそんなこと言い出したのは大野さんですけどね。で、どうしますか？」