好きで好きで好きで。　【ARS】 (ページ5)

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ママとパパ　―二宮Ｓｉｄｅ―　ページ5

少し緊張してベルを押す。

ドキドキドキ・・・・

「はい？」

二宮「夜分にすいません。二宮と申しますがAさん・・・」

「えっ！嘘！ガチャガチャ・・・・！」

二宮「あれ？もしもし？もしもーし？」

切られちゃった？

うそでしょ？！

もう一回押そうかなって悩んでたら

「すいません！びっくりして切っちゃった(笑)」

「はっ！！！！！！！」

出てきたのはAちゃんそっくりの・・・・・・・・ママだった。

.

ママ「ちらかってますけど・・・。座ってください。」

二宮「すいません。失礼します。あのこれ、よかったら・・・・・。」

ママ「あらっ！そんな気を使わなくていいのに。ありがとうございます。コーヒーでいいかしら？それともお酒の方が？」

二宮「あっすいません。じゃコーヒーいただきます。」

ママ「はいどうぞ。」

二宮「いただきます。」

ママ「もーびっくりしちゃったわー。モニターにいきなり二宮くんうつってるから・・・・・。動揺してお皿割っちゃった(笑)」

二宮「えっあの音？！わーーーすいません。」

ママ「ううん。二宮くんのせいじゃないもの(笑)。あっ！この度は娘がお世話になりまして・・・・・。」

二宮「いえ！こちらこそ。すっかりお世話になっちゃいまして・・・・・。ありがとうございました。」

ママ「あの子、ちゃんと出来たのかしら？」

二宮「完璧でしたよー。お料理も上手でみんな太りました(笑)」

ママ「あらやだっ(笑)でもすごく楽しそうに帰ってきたのでよかったです。ありがとうございました。」

二宮「あのーところでAちゃんは・・・・」

　
「ただいまー」

ママ「あーおかえりなさい。こちら、嵐の二宮さん。」

二宮「はじめまして二宮です。夜分遅くにお邪魔してすいません。」

「・・・・・・・・・？」

ママ「Aの父です。この状況、把握出来てないわよね(笑)。この間テレビに出るっていってたでしょ？それが嵐の番組なのよ。で、用があってきたのよね？」

二宮「はい。」

パパ「あーそうだったんですか。いやーーーーーーびっくりした。あーどうも。テレビ、見てます。」

二宮「ホントですか？光栄です。ちなみに何を・・・？」

パパ「嵐ちゃんと、しやがれ。あれもみてましたよ流星の・・・・」

二宮「ほんとですか？Aちゃんより詳しいじゃないですか！(笑)」